アガサ・クリスティ原作のミステリー。最近ケネス・ブラナー版がありましたが、私はこちらの方が好き。
ピーターユスティノフってイギリス人なのに、変なベルギー人にしか見えない笑。
1978年版だから、もう50年近く前の作品でキャストはジェーン・バーキンとか亡くなった人ばかりだけど、ダウントンアビーのバイオレットお祖母様、マギースミスが、金持ちマダムに雇われた看護師なのが面白かった。
ちょっとレズビアンぽい雰囲気でタキシードみたいなスーツが似合う。
今回のヒロインの1人ロイスチャイルズも、いつも半乳出てるようなドレスが素敵。毛皮のショールで車から降りてくるとことか、エジプトを馬で駆けてくるとことか、ゴージャスでした。今はこういう女優さんていないなあ。
もう1人のヒロイン、ミア・ファローも危うい感じで可愛かった。
彼女たちが取り合う男が微妙だったけど…
舞台がエジプトで最初の一時間くらいは、世界ふしぎ発見みたいでワクワクしました。
後半はアガサ・クリスティの世界で、全員怪しくて全員犯行シーンがあるのも面白かった。
ただし、最後の全員集めて謎解きシーンはちょっと長くて眠くなっちゃったけど…
音楽はニーノロータ。ツァラトゥストラはかく語りきに似てたような。
箱根のラリック美術館でオリエント急行に乗り、オリエント急行殺人事件の映画に登場したのと同じ客室をみたので、オリエント急行殺人事件(古い方)見たいなと思ったのですが、配信が無かったのでこちらを見ました。意外と面白かったから他のも見たくなりました。
