オーウェン

陽だまりのグラウンドのオーウェンのレビュー・感想・評価

陽だまりのグラウンド(2001年製作の映画)
3.2
残り20分ぐらいまでは良い感じで進んでいたのは間違いない。
ところが唐突な感じで入ってくる、あの件の後味の悪さは否めない。
恐らく最後の演説と感動シーンを入れたいがためだろうが。

ダメ人間がダメチームを率いて強くさせるという、スポ根の定番のような構成である。
それなりに良い部分もしっかりある。
特に子供たちを野球場に連れて行った時の目の輝きなんて、演技の指導もないほど。

楽しみが野球しかないという劣悪な環境を際立たせる最後ではなく、もう少し野球そのものに目を向けてもらいたかったところ。
オーウェン

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