最近の映画記録、TIFF2日目にみた「陽光倶楽部」のこと。ワールド・フォーカスの一本で、中国映画。
主人公の通称ヨーヨーは、40代の男性だが発達障害というかASD的性格で、周囲の空気を読まずにトラブルを起こす。
彼の母が膵臓がんと分かって余命宣告され…という展開。
人物の配置やドラマ的要素はベタ。寅さん的にマドンナと出会ったりとコミカル。
一方、笑いの取り方は人物から距離を置いた、客観的でドライな感じ。
山田洋次の脚本を市川準が撮ったらこうなるかな…みたいに思った。
湿度と陰影のある撮影も好感持てるが、面白さはそこそこ。