木下惠介初期作久しぶり観る
昭和18年から20年のクリ
スマス。戦争下の中で3人の
息子を失う大曾根家の絶望と
希望。反軍国主義映画
小沢栄太郎演じる叔父。強烈な軍国主義
である軍人の彼に翻弄される大曾根家。
戦中は義弟に従っていた家守る母も終戦
後には過去の振舞いを罵倒し大曾根家か
ら追放するという
木下惠介が戦中には出来なかった事を終
戦後直ぐに作ったのかもしれんが日本人
の自己否定感を増長させるとも見えるの
で微妙。戦中時から叔父に反抗していた
長女水戸光子は好演で戦地から婚約者が
戻り残された者で我々の時代をで終わる
が我々の時代は無かったことがバレてし
まった今となってはであります
結局はGHQによる統制の一つのように
も思える。
脚本 久坂栄二郎