ふう

有頂天時代のふうのレビュー・感想・評価

有頂天時代(1936年製作の映画)
4.0
ハローニューエイジ!
初日から体調絶不調の私は通院からの令和スタートとなりました。

なので、永遠の恋人に慰めてもらおうと、アステア&ロジャースの『有頂天時代』です。1936年の映画ですね。黄金期👑

アステアの映画といえば『グリーンマイル』の「天国にいる天使だ!」と言わしめた『トップ・ハット』が有名ですが、この映画も天使のような二人のダンスを見ることができます👼

特に好きなのは♪Pick it Yourself Up ですね。
ヘタレ(のふりして甘える)アステアに対して、お姉さん感ばりばりのジンジャーが
「立ち上がって!埃払って、もう一回がんばるのよ!一人前の男になるんでしょ!」
と鼓舞するところが可愛くて可愛くて。
仕事に行きたくない朝は、これを聞いてがんばろう!ってするくらい好き😂

元祖ツンデレとヘタレクズのカップルの「もうお前ら早くくっついちゃえよー」な古典的ラブコメですが、麗しいダンスと音楽でここまで芸術作品に仕上げるなんて。

しいて苦言するなれば。
この映画はダンスシーンに物語的必要性が少ない箇所が多いです。ショーミュージカルにはありがちですが、舞台上でない場面はやっぱりもう少しダンスの中で関係性の変化をみたいです。
『コンチネンタル』の♪Night And Day や
『トップ・ハット』の♪Cheek to Cheek ,♪No Strings のような、歌ではなくダンスの中でも物語が進展していくシーンが欲しかったですね。

アステア作品の私的順位は、
1位 トップ・ハット
2位 バンド・ワゴン
3位 コンチネンタル
に次ぐ惜しくも4位の今作ですが、やっぱり♪Pick yourself upの素晴らしさはダントツですね。はああ、本当に天国。至福です。