やし

ザ・ロックのやしのレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
4.5
映画館で観るのと、自宅で観るのだと相当評価変わるよね?
これも映画館で観たかったやつでした。
午前十時の映画祭ありがとう!!


まず…
『ザ・ロック』といえばBGMね!
なんてテンションの上がるBGMなんだ!
これでメシ10杯は余裕だね!(??)
自分の中では映画アクションBGM部門ベスト10に入ります。


マイケル・ベイらしく全編荒々しいんだけど、本作はそれが良い方向としてまとまっていて大成功の部類だと思う。
(あんなカーアクション、邦画じゃ絶対ムリだよね)

オープニングのエド・ハリス見た段階で一人ニヤニヤしてたなー。
彼は高身長でもないし、おっさんだし、禿げてるんだけど、渋さがほとばしりまくってる。
人質とって毒ガスロケット向けといて「これはテロではない!正義の戦いだ!」ってセリフに反論の余地がないぐらい悪役なのに悪役ではない珍しいキャラクター。
本作が"アツい"理由の多くは間違いなくエド・ハリスのおかげ。


ショーン・コネリーも当時いくつ?
白髪なんだけど、ただのおじいちゃんにならないのは流石のジェームス・ボンド。元英国諜報員も納得。

忘れてならないのは、ニコラス・ケイジ。
『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞獲るぐらいの演技派なんだけど、本作以降はアクション多めに移行。
FBIだけど銃はからっきしの科学屋っていう本作の役柄は完全にアタリ役だったね。

主演三人、決して女性客がキャーキャー言うようなアクターではないだろうけど(失礼)、彼らでしか出せないケミストリーもあってめちゃくちゃに格好良い!


90年代アクションの名作です。
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