冒頭はお風呂シーン。
裸体は顔が見切れてるので、多分ご本人ではないような。
それにしても色っぽい始まり方です。
仕事のため、お金のためならなんでもする男たちと、愛されることに固執する女たち。
みんな超自分勝手。
どんどんおかしな方向へ。
そんな中、見つけた真実の愛。
がめつい人間でもお花が咲いてる恋愛脳だと、過去の清算すらお金で解決出来ると思ってしまう。
人の情はそんなもので片付かない。
因果応報、身から出た錆、ということになるのでした。
若尾文子の白くて美しいうなじから漂う色香。
バックショットを何度も撮る気持ちがわかります。
浮気現場を押さえに行く時まで、和服を着る。
抑えた怒りと鬱屈さ。
不貞腐れた表情ばかりの中で、微笑むシーンは可愛い!
音楽が始終、もの悲しくて良かった。