川崎市アートセンター
『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』の上映スケジュール
自分がよく「ゲップのような創作」と言う話をしているのだが、ここまで聞き応えのあるゲップと言えばないと思う。カラックスはその状態と合わせてまばたきとしているが、結局カラックスを救うそのまばたきは観客も…
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カラックスって人形の使い方ほんとにいいわ。エンディング?最高です。
世界にはまばたきが必要。絶え間のない映像は映画とは言えない。
カラックスの語り、津田健次郎の声をガラガラにしたようにも聞こえる。クレジット後の疾走が素晴らしい。文楽について「人形劇なのに人間の顔が見えるのは腑に落ちない」と言った橋下徹の蒙昧さを思い出した。