シマクマ

ミッドナイト・ランのシマクマのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)
3.9
元シカゴ市警の刑事だった主人公ジャック。
今は、保釈金ローン会社の依頼を受けて保釈中に逃亡した被告人を公判までに捕まえて連れ戻す、バウンティ・ハンターという仕事で生計をたてていた。
ある日 保釈屋から大きい仕事を依頼される。
それはシカゴの麻薬王でマフィアのボス セラノの元会計士の「デューク」ことジョナサンを捕まえること。
彼は、セラノが横領した金を慈善事業に寄付し挨拶状をセラノに送りつけたらしい。
ジャックは、刑事を辞める原因となったセラノ絡みとあって、仕事を受けることに難色を示したが
長年の夢であった喫茶店を開く資金に見合う報酬であったこともあり引受けることにする。
ジャックは、わずか1日でデュークを拘束。直ぐに飛行機で帰ろうとするも大の飛行機嫌いのデュークが取り乱す。
やむなく陸路で保釈屋へ向かうのだが・・・という話


公開は、1988年らしいけどBGMや雰囲気が、もっと古い70年代か80年代初頭ぽいイメージを受ける。
以前ロバート・デ・ニーロの傑作コメディということで字幕で鑑賞したのですが、
そんなにはという感想だったけど、今回、吹き替えで再度鑑賞。
吹き替えの方が会話の情報量が多いこともありジャックとデュークのやり取りが自然に入ってきたせいか凄く面白く感じました。
特にラストシーンがとても印象的で、その後のテーマ曲がとてもいい。
「ビバリーヒルズ・コップ」のタガート巡査部長が悪役で出てたのも意外な感じで面白かった。
吹き替えの声優が上手で、良作に仕上がってますのでソチラの鑑賞もオススメします。
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