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君と僕の5分
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目次

君と僕の5分の作品紹介

君と僕の5分のあらすじ

2001年、韓国で最も保守的な街といわれた⼤邱(テグ)に転校してきた⾼校⽣のギョンファンは、当時まだタブーだった⽇本の⾳楽やアニメの⼤ファン。昼休みには⼀⼈で⽇本の楽曲をMP3プレイヤーで聴いていた。皆には「オタク」とからかわれるが、隣の席の学級委員ジェミンも実は⽇本のカルチャーが好きだと知る。学校帰りのバスの中でイヤフォンを分け合いながらJ-POPを聴き、次第に距離を近づける⼆⼈。放課後のゲームセンター、CDショップ、映画館。ギョンファンはジェミンにある秘密を告⽩するが、彼の態度はその⽇を境に⼀変する。

君と僕の5分の監督

オム・ハヌル

原題
너와 나의 5분/404 Still Remain
公式サイト
https://www.youandme5minutes.com/
製作年
2025年
製作国・地域
韓国
上映時間
104分
ジャンル
青春
配給会社
SPOTTED PRODUCTIONS、ツイン

『君と僕の5分』に投稿された感想・評価

【こうやって聴いてみると小室サウンドは素晴らしい】

日本のポップカルチャーの流入が規制されていた、2001年の韓国。
南東部の街、大邱(テグ)に越してきた高校生ギョンファンが主人公。
彼は、日本の音楽やアニメに夢中で、クラスではオタク扱い。
ひとり、隣の席に座るジェミンと意気投合する。
しかし、ある秘密を打ち明けることによって、二人の関係性に変化が生まれる。

とにかく、globe「DEPERTURES」「FACES PLACES」が心に沁みる。

どこまでも限りなく 降りつもる雪とあなたへの想い
少しでも伝えたくて 届けたくてそばにいてほしくて
ずっと伏せたままの 写真立ての二人笑顔だけは 今も輝いている

こんな歌詞を、あんな場面で流されたら、たまらない気持ちになります。
小室サウンドを再評価しなければ。
スコアは、心に沁み(4.3)たので...
3.9
韓国の新鋭オム・ハヌル監督の長編デビュー作。2001年21世紀の始まりの年。韓国で最も保守的な都市といわれた大邱(テグ)が舞台。25年前の韓国では日本の音楽やアニメは正式に解禁されていなかった。

これはそんな時代に生きた韓国の高校生の青春物語。転校生のギョンファン(シム・ヒョンソ)がいつもMP3プレイヤーで聴いていたのは、globeの「DEPARTURES」。隣りの席のジェミン(ヒョン・ウソク)もまたglobeの曲が好きだと知り、2人は1つのイヤホンを片方ずつ分け合って音楽を聴き始める。日本のJ-POPを通して急速に距離が近づいて来たある日、ギョンファンがジェミンにある秘密を告白するが、その日を境にジェミンの態度が一変する。

「DEPARTURES」や「FACES PLACES」の歌が流れる街の情景が美しくも哀しくて、切なさが心を覆う。生きづらさを感じながらも自分を曲げずに必死で立ち向かおうとするギョンファンが健気で見ていて辛かった。その頃、実際に韓国の芸能人が初めて同性愛をカミングアウトして排斥されていた。日韓の政治的問題で日本文化のマニアたちも排斥されていた。90年代の日本のカルチャーが沢山登場する本作で、韓国の街並みや日常が映し出されるのは不思議な感覚がしたけれど、青春のひとコマに何処か懐かしさが込み上げた。青春時代の甘酸っぱい思い出が、生きる時代は違っても国境を超えて心に響く。

2001年高校生だったギョンファンは、自分自身を貫いて自分らしく現代をしっかり生きていた。ジェミンはどんな青年になっているだろう。ラストが切ない。

2人の若手俳優も良い演技だったが、コン・ミンジョンとイ・ドンフィのベテランがしっかり脇を固めている良作だった。
桃龍
3.5
ゲイは差別しないけどノンケなので、日本の流行歌(まだJ-POPという言葉はないはず)が規制されていた2001年の韓国が舞台という点に興味があって見た。俺もglobeならDEPARTURESだったな。
日韓ワールドカップの前年、あの国はこんな感じだったのか。国も学校も閉塞感に満ちている。『猟奇的な彼女』で泣くのも分かる。
そして2004年『僕の彼女を紹介します』で、X JAPANの「Tears」が韓国映画史上初の日本語での挿入歌となるわけだ。

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