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蒸発
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蒸発の作品紹介

蒸発のあらすじ

日本では毎年、何千人もの人々が忽然と姿を消している。彼らは「蒸発者」と呼ばれ、人間関係のトラブルや借金など、様々な理由で失踪していく。失踪者と残された人々の心の葛藤、そして和解の道のりを映すドキュメンタリー。 ※出演者の方々のプライバシー保護のため、ぼかしとAIディープフェイク技術による処理を一部行っています。

原題
Johatsu – Into Thin Air
製作年
2024年
製作国
日本ドイツ
上映時間
86分
ジャンル
ドキュメンタリー

『蒸発』に投稿された感想・評価

今から蒸発する人、した人、された人、手伝う人を追ったドキュメンタリー。何故蒸発したのか、されたのか、或いは夜逃げ屋として手助けするのか、当事者たちのインタビューをカメラに収めている。

この作品はドイツ人ハルトマンさんと日本人森あらたさんの共同監督作品。ふたりは海外で活動する映像作家、編集者というだけあって、カメラワークや構図が素晴らしくノーストレス。それと白眉はドイツで劇場公開したものを日本公開用にAI加工した出演者たちの顔。加工技術の完成度の高さに驚いたし、ちょっと怖くなった。

日本では年間数千人が行方不明になっているという。何処かで新しくリスタートした人もいれば、人知れずこの世を去ってしまった人もいる。何れにせよ、今この場から消えて無くなりたいという強い思いがそうさせている。

この映画を観て、日本にはリスタート出来る余地がまだ残されていると感じた。何らかの理由で追い込まれた人がこの映画を観る機会がもしあれば、残された家族の様子や夜逃げ屋の存在、蒸発した後の生活を見て自死だけは思い留まることが出来るかもしれないと思った。

《大阪アジアン映画祭2025》
Rin
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現在の生活から離脱する「死」以外の方法──第20回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門。日本で年間8000人ほどいるとされる失踪して戻らない「蒸発者」について、蒸発した人、蒸発された人、蒸発を手助けする「逃し屋」の3つの視点で迫るドキュメンタリー。「逃し屋」の存在は初めて知った。「逃し屋」は依頼者の家の近くに車を泊めて身柄をかくまい、離れた町で住まいや職を斡旋する。DV彼女から、借金取りから、ヤクザ体質のブラック企業から、逃げる元は依頼者によって様々。私は社会から本人の自由意志で退場できる仕組みが必要だと常々思っている人なので、「逃し屋」はセーフティネットとして頼もしい存在に感じた。自殺以外に代わって「逃し屋」が最後の手段になるなら、その活動が法的にグレーゾーンだとしても社会的に必要だと思う。

西成の公園のカラオケ大会で歌を披露する93歳のおじいちゃんが最高だった。

身元を明かさないように出演者の顔がAIのディープフェイク技術で加工されていた。モザイクよりも自然に見え、モザイクよりも秘匿効果が高そうに見える。ドキュメンタリーの新たな武器かもしれない。
蒸発周りの問題提起

いわゆる夜逃げ屋に焦点を当てて、逃げる人、逃がす人、逃げた人を追うドキュメンタリー。

まず蒸発する人々を追った話として非常に興味深い。日本では年間一万人以上が行方不明となっている。その人たちがなぜ消えてどこへ行くのか曖昧な部分もありつつ焦点が当たっている。舞台挨拶では一度消えた人が挨拶をしていて感動した。消えたくなる時、みんなあるよね

そしてディープフェイクを用いてモザイクを外したという映像的試みを初めて見た感動がある。違和感少なすぎて怖い。無気味の谷を超えてる。これからしれっとこういう映像が出てくるのだと思うと、今後どうなるのか楽しみ。