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大地に生きるの作品紹介

大地に生きるのあらすじ

1991年の中国。3人きょうだいの末っ子チュアンは、家族と離れ、別の村の親戚に預けられる。両親が兄姉を連れて南部の都市・深圳に出稼ぎに行くことになったからだ。大家族のなかで元の苗字のまま生活している彼は、村に完全な帰属意識を持つことができずにいたが、それでも曾祖母やおばの愛情に包まれながら日々を過ごす。10歳の少年の目を通して、激動期の中国の知られざる一面が描かれる。

大地に生きるの監督

フオ・モン

原題
生息之地/Living the Land/The Wind is Unstoppable
製作年
2025年
製作国・地域
中国
上映時間
129分
ジャンル
ドラマ

『大地に生きる』に投稿された感想・評価

Omizu
3.0
【第75回ベルリン映画祭 監督賞】
中国のフオ・メン監督の長編第二作。ベルリン映画祭コンペに出品され監督賞を受賞した。

良作だがあくまで「今年のベルリンの中で」という感じ。今年のベルリンは稀にみる不作具合だが、本作はまぁ観れるレベルの作品。生と死を対比的に描く叙事詩的作品で、自然を豊かに映した撮影は素晴らしい。

文句は特にないが何の感慨も抱けなかった。その意味では『小さき麦の花』に通じるものがある。ある家族を追った作品として良作とは言えると思う。ただ、エモーションに欠ける。

フラットに田舎の村を描く手腕は期待させるが、どうにもメリハリがない。ほかにダメなところがあるとは思わないが、よくある中国映画の域を出ない。

ベルリンはディレクターを変えた方がいい。この程度の作品に監督賞を与えるというのが納得できない。「社会派のベルリン」に立ち返ってもっとちゃんとしたセレクションをすべき。

この作品が悪いとは思わないが、相対的に見てよかったというだけ。スケール感はあるし撮影もよかった。でもこういう映画は山ほどあるし、監督賞を与えるべき作品とは思えず。
たむ
3.6
フィルメックスクロージング作品でベルリン国際映画祭監督賞受賞作品です。
初夏から春節まで、1991年の中国の農村にやってきた少年の物語で、監督の半自伝的な作品でもあるようです。
大自然の中で展開する群像劇の面白さと、壮大な自然美をとらえた映像の素晴らしさを感じる作品ですね。
[中国、麦畑を囲む春夏秋冬] 80点

傑作。2025年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。Huo Meng長編二作目。前作『Crossing the Border』で注目されていたらしく、長編二作目にしてコンペ選出となった。物語はチュアンという10歳の少年を視点人物とし、1991年の冬から1992年の冬までの1年間を描いている。彼の両親は都会に出稼ぎに行っており、彼は祖母や曾祖母たちに囲まれながら、年の近い叔母シウインに世話されて生活していた。物語は大叔母の葬式から始まり、麦の収穫、親戚の子供の誕生、シウインの結婚などを経て、再び死の匂いが色濃くなっていくという流れを季節と結びつけるというありがちな構造を採用しているが、一人っ子政策のせいで子供の誕生は必ずしもめでたい行事でもなく、シウインは都会に出たいのに若い働き手がいないことで田舎に縛り付けられた人生を送ってきた人物で結婚を一番嫌がっていたのだが、結局党幹部の親戚と結婚させられるという最悪の形(結婚式の儀式が醜悪に描かれており、チュアンはあまりの状況に吐いてしまう)に終結しており、本来なら死と対比されるスタートとなるような行事すらもマイナスの印象を以て語られている。そのため、麦や綿花の収穫というプラスの側面は、冬の荒涼とした大地のイメージに掻き消されてしまっているのが興味深い。系譜としては同じベルリン映画祭のコンペに選出された『在りし日の歌』『小さき麦の花』のような、中国農村の貧しい生活の描写に連なる作品ではあるが、本作品ではかなりストレートな共産党批判が含まれていた。よく検閲通ったなというくらいラディカルな作品だ。また、時間経過を示す編集も魅力的だ。例えば、曾祖母が固まってると思ったら生きていた→次のシーンが火葬場から始まる、というようなスリリングな時間経過の瞬間が何度か訪れたため、コンペ作品では一番の長尺ながら、物語の牽引力の面ではワン・シャオシュアイやリー・ルイジュンといったベテランたちにも比肩する。更には、題名に土地が入っていることからも分かる通り、家族と土地の関係性は非常に興味深いもので、特に冒頭の葬式は遺体を麦畑の端に埋めていて驚いた。土地が人生そのものであることを視覚化しているかのようでもあった(後に曾祖母が周辺地域から出たことがないと語り、ラストのショットでそれが回収されるのも良い)。ただ、恐らくこの地域を脱した監督の目線=チュアンの目線で描かれているためか、少し子供にしては冷めすぎた観察者に徹しているというか、どうせ最終的にはここを出るしなぁみたいな雰囲気を特に何気ない瞬間こそに感じてしまった。

『大地に生きる』に似ている作品

小さき麦の花

上映日:

2023年02月10日

製作国・地域:

上映時間:

133分

ジャンル:

4.0

あらすじ

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上映日:

2021年03月26日

製作国・地域:

上映時間:

108分

ジャンル:

配給:

  • ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
3.8

あらすじ

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