いじめられっ子のアランが、ある日ふとしたことから土の中に埋もれていた木箱を見つける。
“JUMANJI”ーゲーム盤での出来事が現実にも起きてしまうこの世で最も危険なゲーム。
そうとは知らず、帰宅したアランは、ガールフレンドのサラと早速ゲームを始めてしまう…。
ロビン・ウィリアムズが子供たちと一緒に大ハシャギ~♪な、95年のジャングル双六映画。
近年、突如として続編が上映された作品。
見た後で気づいたけど、『キャプテン・アメリカ』と同じ監督だったのか。
不朽の名作。
今になって改めて見ると、ああ、この女の子はキルスティン・ダンストだったのねという発見。
この頃は可愛かったんですね。
ロビン・ウィリアムスはまだ若い。
ジャンルとしてはアニマル・パニック映画とでも言うべきか……ボードゲームで止まったマスの記述に合わせていろんな危険動植物や災害が巻き起こるというお話。
100分で比較的短く、次から次へと危機が訪れるので飽きさせない。
基本アマゾンとか野性動物が主体でライオンが部屋に現れたり蜂の大群が出てきたり洪水になったり象の群れが町中を走り回ったりと大変。
あれホント凄いゲームだなぁ。
実際あったら困る。
当時CGが珍しくて、ジュマンジのCGをテレビ番組でやってたけど、今見るとすごくへたくそなんだと思う。
当時は画期的で「本物じゃん!」と思った。
主人公達を子供と「大人になりきれてない大人」にする事で、あらゆる世代から共感が得られるようになっている点が素晴らしいです。
個人的には、この年になると「大人になり切れてない大人」である主人公のアランに共感しちゃったな。
最初は「せっかく元の世界に戻って来れたんだから、こんなゲームもうやるもんか!」とヘタレなところが目立ちましたが、その後にけじめをつける為、元の自分に戻る為にゲームの再開を決心する姿を見て、自分も思うところがあったなぁ…。