Kaako

ゲームのKaakoのレビュー・感想・評価

ゲーム(1997年製作の映画)
3.6
「人生が一変する」
「自分に欠けているものがわかる」
「私は目が見えなかったが、今は見える」


実業家のニコラスは48才の誕生日に弟のコンラッドからCRS社主催のゲームの招待状をプレゼントされる。
顧客娯楽サービス社といういかにも胡散臭い会社名に最初は相手にしないニコラスだったが、ゲームの参加者達の感想に興味を惹かれ参加を決める。
その後ニコラスの身の回りで奇妙な事が起こり始め、次第に生命の危機を感じるまでとなっていく。


ゲームの仕掛け人達の誘導の仕方が実に上手い!
どこからどこまでがゲームで、誰が仕掛け人なのかわからずどんどんゲームの中に引き込まれる。
劇中の歌にもあるが、まるで不思議の国のアリスのようだ。


前半は少し退屈だったが、後半にいくにつれて盛り上がりまんまと騙された。Σ(゚◇゚︎;)
しかしこの結末には賛否両論あるようだが、私なら絶対に怒る!
上島竜兵ばりに帽子を叩きつけて怒る!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
かえって人が信じられなくなるんじゃないかなぁ…
人の心の隙間を突いてくるこの手の商売、やはり乗らないのが賢明ではないかと思う。
Kaako

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