れれれざうるす

KIDS/キッズのれれれざうるすのレビュー・感想・評価

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)
3.4
監督ラリー・クラーク、脚本ハーモニー・コリン、製作総指揮ガス・ヴァン・サント。
コリンが19歳の時に書いたセックス!ドラッグ!エイズ!セックス!なクソガキ達のリアルな日常。ほぼ、ノイズや雑音入りまくりな手持ちカメラで撮影。

処女キラーの主人公テリーを筆頭にひたすらハメを外す。まーたこいつがヒョロいわ表情キモいわで腹立つ。こいつをチョイスしたことに悪意。ひたすらクソガキ達の「女って〜、男って〜」の性の話題が尽きないが、参加するのと傍聴するのとは訳が違う。(興味ねぇよ!って言いたい)
友人キャスパーが下半身のない物乞いにさり気なく金を渡すシーンとかそういうの憎い。こいつにも慈悲深い心が…とか、うるせぇ。
そんなクソガキ達とは対極的な、エイズと判明したクロエ・セヴィニーのブラリ無気力放浪。
もう駄目だぁ〜、こいつら。
日本じゃ少数だろうけどこういう映画こそティーンが観るべき。(DVDレンタルしてなくてなかなか観れないけど)
こういう仲間がいなきゃ寂死してしまうようなどうしようもない自分達に気付かない映画は好き。こいつらの今後が気になるところだけど、それはまた別の話。って感じか。