実話系なので捻りは無いけど、スペインの刑事達の捜査方法がアットホーム過ぎて、面白かったです。捜査班のリーダーが普通のオバサンで、今まで刑事として観ないタイプなのが新鮮でした。彼女でシリーズ作って欲しい。作品は2017年にバレンジアで起きた、アントニオ·ナヴァッロ事件が元ネタ。簡単に騙される男達にイライラ…、気の毒でした。

2017年8月、バレンシアの駐車場で男性が6箇所も刺され遺体で発見された。市警殺人課のリーダーでシングルマザーのエバを先頭にベテランのベルニ達と捜査を開始。やがて、被害者の結婚してまだ1年程の若き未亡人で看護師のマヘが容疑者として上がるのだった。

　

ネタバレ　↓



捜査官達は、マヘの不自然な程、冷静な態度や、事件直後の行動に疑念を抱きます。マヘの携帯やPC等を調べると、複数の男性と不倫関係にあった。マヘは派手好みで、地味な夫との生活にウンザリし、夫に嘘をついて、クラブで男を引っ掛け直ぐにSEX。彼らを上手く操ります。中でも彼女の職場の用務員サリバは妻子がいる中年の冴えない男ですが、マヘを深く愛してしまう。また、マヘは派手で金持ちな男とも知り合い、彼と一緒になりたいと思い、マヘはサリバに夫のアルトゥールから虐待を受けていると嘘をつき、同情を誘い、サリバの愛を利用して、夫を殺害するよう仕向けます。
2人は、詳細な殺人計画を練っていて、通信記録や後の供述から、サリバがマヘの指示で、アルトゥールを殺害したと解り、逮捕されました。
映画はここまで。
実際の裁判で、当初サリバは単独犯と主張したが、マへが収監後も他の受刑者と関係を持った事で、利用されたと知り、証言を変えた。マヘは刑務所内で殺人犯の子を出産。マヘは禁錮22年、サリバは禁錮17年の刑となった。

エバが、問題児の娘を育てながらも部下達と協力し沢山話し合い、事件を解決するのが新鮮でした。百戦錬磨のオバチャン刑事には、小娘の嘘なんてお見通し、話術で探ります。正直、良くある犯罪モノで、仰天NEWSとかでやりそうな話だけど、筋金入りのビッチを久し振りに観ました。にしてもちょっと若くて綺麗なら、誰でもいいのか？マヘの回りの男達が情けなかったなぁ。騙される側にも怒りを感じた。

＊qqfowlさん、ありがとうございました♪︎

警察は良かった！
特にベテラン女性刑事

ただ犯人やその周囲の知性がもっとあれば、知性と知性のぶつかり合いになって、
もっと見応えがある作品にできたはずです

犯人の女性も共謀するおじちゃんも頭脳的でなくてただのエロ思考なのが残念。

実話だから仕方ないんだけど、、
警察や尋問のところはすごく良かったので
残念な実話。

殺人まではいかないが、マヘみたいなタイプはよくいると思う。
おじさんを意のままに操り、演技を自然にできて
他でちゃんとやりたいように遊ぶタイプ。笑
いただき女子って人いたね。そんな感じの犯人だった。
騙されるおじさんにも呆れちゃうでしょうね。

ともかくこうやって激しく遊びを自分勝手に繰り返すタイプは、どこか精神的に欠陥があるし、極度に自分勝手わがままである自覚がなく、それが悪いとも思っていない。
一般人から見るとやべー奴。

実話を元にした映画

イマイチ🤔