Eagles of the Republic(原題)を配信している動画配信サービス

『Eagles of the Republic(原題)』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

Eagles of the Republic(原題)
動画配信は2025年10月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

Eagles of the Republic(原題)が配信されているサービス一覧

『Eagles of the Republic(原題)』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

Eagles of the Republic(原題)が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

『Eagles of the Republic(原題)』に投稿された感想・評価

Omizu
3.0
【第78回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『Boy from Heaven』タリク・サレー監督の新作。カンヌ映画祭コンペに出品され、アカデミー国際長編映画賞スウェーデン代表にも選出された。

ゴージャスな映像は素晴らしく、物語もなかなか攻めていて面白い。ただ突き抜けるまでは至らず、といった感じ。

自らの意に反してナショナリズム高揚の映画に出ることになった人気俳優を描く。いわば「映画についての映画」なのだが、主演俳優の存在感含めなかなか見ごたえがある。

ただ展開に少しワンパターンな印象を受け、もう少し脚本を練ったらよかったのになぁという勿体ない思いがする。

リッチな画面作りは流石サレーという感じだが、もう一つパンチが欲しかった。決して悪くはないが、テーマ的に日本公開は難しいような気がする。現に前作『Boy from Heaven』も公開されていないし…
[エジプト、強権的大統領を演じろってよ] 60点

2025年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。タリク・サレー長編六作目。『The Nile Hilton Incident』『Cairo Conspiracy』に続くカイロ三部作の終章。主人公ジョルジュ・ファーミーは"銀幕のファラオ"と呼ばれる、エジプト映画界を代表する大俳優である。私生活は破綻しており、妻や大学生の息子とは別居し、今は若い愛人と共に暮らしている。ある時、反政権的な信条を持つ彼は、その名声から大統領役を演じる羽目になり云々。前作は何も知らない若者が大学総長選挙に介入したい軍部の鉄砲玉にされて大変な目に遭うというものだったが、今回は失うものがありまくる大俳優が主人公ということで、TV番組を利用した印象操作や家族を使った脅しなど前作主人公とは別の方式で取り込まれ、別の方式で利用されることになる。権力がねっとりと絡みついてきて、徐々に窒息していくのだ。ただ、ジョルジュもまた、政権中枢にいるような男性的特権を享受しており(若い愛人を囲ったり検閲委員会の女性委員や乳がんのチャリティーイベントを茶化すなど)、思想の違い故に完全に同調することはないが意外にもすんなり消極的な協力者へと変貌しているため、そこまで緊迫感はない。彼はそれよりも家族や愛人との関係に目を奪われている。というか、前作主人公とは異なり、絶対に殺されないだろうと観客も本人も分かっているので、それを塗り替えるような事件が起こらない限りは認識が改まることはないし、残念ながらそんな事件は起こらないまま終わってしまう。ジョルジュの意外な権力享受の対比として描かれるのはゲイのマネージャー、同じ立場にある大女優ルラの挿話だ。二人とも政権にとっての利用価値がなくなり次第殺されているのが実に強烈。ただ、あくまでジョルジュ視点で描かれていて、二人の死は同じタイミングで間接的に聴くだけなので、もうちょっと物語に絡めても良かったのでは?あと、政府高官の顔が似すぎているので、終盤の展開に置いていかれたのが悔しい。前作を観る限り監督には実力があると思うので、無難な挑発に終わったのは惜しいな。