YasuhitoArai

片腕カンフー対空とぶギロチンのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

3.4
ジミー・ウォング監督作品。
前作『片腕ドラゴン』で殺された弟子の敵を取るため、空飛ぶギロチン使いの老師が、ジミー・ウォング演じる武術家を倒そうと向かうが・・・という話。

オープニングの曲が格好いいなーって思ってたら、ノイ!の曲の無断使用だった。さすがジミー・ウォング。

ストーリー性が弱くて、前作と同様、各国から武術家を集めて大会を開催して、アクションをひたすら見せていく。ジャッキー・チェンの映画に比べると動きのキレは悪い。

ストリートファイターのダルシムみたいに腕が伸びるインド人(顔を黒く塗って髭を着けた中国人が演じる)が出てくる。調べたらダルシムの元ネタがこの映画のキャラとのこと。
ムエタイボクサーが出てきて、試合を始めようとする度にお祈りのシーンになるためテンポがぶったぎられる。
日本からも浪人的な見た目の武術家が参戦。仕込み刀を使って相手を倒す等卑怯。それを見て「参考にしないとなー」と感心するジミー・ウォング先生。
ツッコミどころがはんぱない。

空飛ぶギロチンのインパクトとタイトルのインパクト、ツッコミ要素の多さが相まったカルト映画。
YasuhitoArai

YasuhitoArai