くろねこヤマ子

男と女のくろねこヤマ子のレビュー・感想・評価

男と女(1966年製作の映画)
3.6
伴侶を亡くした
子持ち同士の男女が
子どもを通して知り合い、
恋に落ち、
心を細かく震わせる物語。

大人の恋愛を描く。

なぜこの作品が支持されるのか。

展開は分かりやすく
目新しいストーリーでもない。

それでも色褪せないのは

フランシス・レイの音楽と
ボッサの歌声と
フランスらしい
流行りに流されないお洒落さと
浜辺であってもスタイリッシュ
…だったりするからなんだろうな。

同時上映のランデヴーを観た上で
「男と女」を観てみると、
カーレースというスピード感が
観る側の胸の高鳴りに
一役かっているのではないかと
なんとなく思ったり。

アヌーク・エーメの美しさも良い。
モディリアーニの妻を演るより
俄然こちら。

あとは分からない。
学生以来の再見に
期待値高めで行った故か、
何故かウットリできなかったの。