1950年代のパリが舞台。
淡いピンクのドレスがよく似合う
身元不明のお嬢さんの
刺殺事件を
メグレ警部が追い迫る物語。
ロマンスもアクションも
冴え渡る謎解きも刺激もなく、
事件解決への展開はとても地味だけど
私は好きです。
新しいものはなくても
ルコントの映画を観たなぁという
満たされた感覚。
画面の作り方と空気感が好き。
脚の写し方とか好き。
フェティシズム万歳。
この当時のパリに
ううん、今の港区にも居そうな(偏見)
同じような若い女の子たちに、
身の丈に合った幸せは
それはそれで幸せだよって伝えたい。
そんな感想を持ってみたり。