弁護士・四神昇(しがみ・小沢仁志)は、型破りな言動でパラリーガルの戸田幸次(青柳翔)をいつも振り回している。だがその実力は確かで、相談者が彼の元へ助けを求めにやってくる。 依頼人はいるものの、春風法律事務所の心得5箇条のもと、四神はお金ではなく、弱気を助け、強気を挫くという理念に従い、四神は企業からの高額な依頼を受けない。事務所の経営は常に火の車。戸田は、その綱渡りの経営に日々頭を抱えている。 「トーラク・キッズ」の赤城未歩が、都議会議員島田の息子を強制性交罪及び暴行罪の疑いで訴える事件が勃発。 その事件を担当することになった秋山、そして都議会議員島田に依頼された四神が、それぞれこの事件に関わることになる。 真実を追い求めるため共闘、そして証言の端々に潜む"違和感"に気づいた四神と秋山は、真実を追い求める中で一時的に協力関係を結ぶ。 しかし、その先に待っていたのは、組織の思惑と人間の欲望が渦巻く深い闇だった。 正義とは何か?法律をまといし死神・四神と、彼らが関わる事件の行方は、一体どうなるのか──。
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