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ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアーの作品紹介

ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアーのあらすじ

2022年に開催されたミルトン・ナシメントのフェアウェルツアーに密着したドキュメンタリー。名優フェルナンダ・モンテネグロのナレーションで進行し、2年にわたる撮影を通して、彼の最後の舞台とその舞台裏、そして素顔に迫る。偉大なミルトンの業績を讃えるために、カエターノ・ヴェローゾやクインシー・ジョーンズ、スパイク・リーら国内外の著名人40名以上がインタヴュー映像で登場。音楽とともに生き、ブラジルの声とまで称された稀代のアーティスト“ビトゥーカ”(*ミルトンの愛称)の人生を、深い敬意とともに描いた感動のポートレート。

ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアーの監督

フラヴィア・モラエス

原題
Milton Bituca Nascimento
公式サイト
https://www.reallylikefilms.com/bituca
製作年
2025年
製作国・地域
ブラジル
上映時間
115分
ジャンル
ドキュメンタリー音楽
配給会社
リアリーライクフィルムズ、パルミラムーン

『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー』に投稿された感想・評価

KUBO
4.0
今日の試写会は、ReallyLikeFilms様のご招待で『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー』特別オンライン試写会。

私はボサノバが大好きで、アントニオ・カルロス・ジョビンとかジョアン・ジルベルトとかをよく聴いてたけど、実は「ミルトン・ナシメント」を本作を見るまで知らなかった。

ボサノバ寄りのものもあるが、もっと土臭かったり、ジャズ寄りのものもある。大きなくくりで言えばMPBという「ブラジルの大衆音楽」になるらしい。

本作は、ファンのみならず、名だたるアーティストたちが愛してやまない「ビトゥーカ(ミルトン・ナシメントの愛称)」のフェアウェルツアーの様子を、インタビューを交えて送るドキュメンタリーだ。

80歳を超えてステージ活動からの引退を決意したミルトン・ナシメントのフェアウェルツアーは、ブラジルは元より、ヨーロッパ、アメリカと回る世界規模のコンサートツアー。

会場もロンドンでは「ユニオンチャペル」、ヴェネツィアではオペラハウスの「フェニーチェ劇場」、ブラジルでは最大規模のアリーナ会場とその規模に圧倒される。

また、ミルトン・ナシメントを語るアーティストたちの豪華さにも驚かされる。

私が知っている(好きな)アーティストだけでもチック・コリア、ハービー・ハンコック、エリック・クラプトン、ウェイン・ショーター、パット・メセニー、スパイク・リー、セルジオ・メンデス、スタンリー・クラーク、イヴァン・リンス、ポール・サイモン、クインシー・ジョーンズ、ジルベルト・ジルetc. と有名アーティストが多数出演。ミルトン・ナシメントの偉大さを語り、ビトゥーカへの愛を語る。

他にも多くのブラジルのアーティストたちのコメントがあるのだが、もっとブラジル音楽に造詣が深ければ、このミルトン・ナシメントの周りに重層的に繋がるミュージシャンの関係がもっと楽しめたのにと少し残念にも思った。

後半には生まれ故郷であるミナス・ジェライスや、ブラジルが辿ってきた軍事政権下での民衆の生活など、ミルトン・ナシメントの音楽のルーツや背景にも迫る。

多くのアーティストたちが「ビトゥーカはブラジルそのものだ」と語る。

私も鑑賞後、さっそくアルバム「ウン・ゴスト・ヂ・ソル」をダウンロードして聴きながらこのレヴューを書いているが、本作でミルトン・ナシメントに出会えてほんとうによかった。

映画『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー』は7月3日より公開予定。音楽ファンは必見のドキュメンタリーです。
全くもって、不勉強でした。

“TIFF/NFAJ クラシックスブラジル映画週間”クロージング・特別上映にて鑑賞。ビトゥーカ ミルトン・ナシメントについて何の予備知識も無いものの、久しぶりにブラジル音楽に浸りたくなってチケットを予約。

映画は彼について、カエターノ・ヴェローゾをはじめ、パット・メセニー、ハービー・ハンコックなど 40人以上のコメントによって構成されている。コンサートシーンで始まるのに、まともに曲が最後までかかるのはエンドロールの時だけ。しかも本人の歌じゃ無い。

結局、知らない人についての賛美を永遠に聞かされる状況に。ブラジル人ってよく喋るの思い出した。それより音楽を聞かせてくれって... ごめんなさい。

先月のチープ・トリック@武道館 でも感じたけど、フェアウェル・コンサートって全盛期をイメージしてると残念に感じてしまうものなのか。🧑‍🦽だし、コンサート前に酸素ボンベ使ってた位だし...

度々意識が飛びながらも、断片的な音楽を聴く。ほぼ満員の会場で、上映後に👏拍手が起こった事からも、彼を知る人にとっては堪らない映画なんだろう。
ごめんなさい。
ミルトン・ナシメントとは一体何なのか?という壮大な問いに、幅広い関係者たちによる膨大な量の語りを通して迫っていく。しかし誰に聞いても結局「わからない」という話になり、ミルトン・ナシメントは謎のままに留まる。むしろわかるのはミルトンがいかに仲間たちからの敬愛を集めているかであり、その意味で仲間を何より大切にしたミルトンの意思を尊重してもいるのかもしれない。インタビューに埋もれてミルトン本人を捉えたシーンがかなり少ないというのもあり、ミルトン自身の歌がほぼ聞けないのは難点だった。ちなみに、ミルトンの音楽を原体験として中南米音楽に足を踏み入れた大先輩が、映画の中のミルトンの一曲一曲に涙を禁じ得なかったと言っていた。会場にも同様の人はたくさんいたそう。ファンにそういう感慨を呼び起こす映画というのは誠実な映画なのだろうと思う。

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