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ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアーの作品紹介

ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアーのあらすじ

2022年に開催されたミルトン・ナシメントのフェアウェルツアーに密着したドキュメンタリー。名優フェルナンダ・モンテネグロのナレーションで進行し、2年にわたる撮影を通して、彼の最後の舞台とその舞台裏、そして素顔に迫る。偉大なミルトンの業績を讃えるために、カエターノ・ヴェローゾやクインシー・ジョーンズ、スパイク・リーら国内外の著名人40名以上がインタヴュー映像で登場。音楽とともに生き、ブラジルの声とまで称された稀代のアーティスト“ビトゥーカ”(*ミルトンの愛称)の人生を、深い敬意とともに描いた感動のポートレート。

ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアーの監督

フラヴィア・モラエス

ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアーの出演者

ミルトン・ナシメント

カエターノ・ヴェローゾ

スパイク・リー

原題
Milton Bituca Nascimento
製作年
2025年
製作国・地域
ブラジル
上映時間
110分
ジャンル
ドキュメンタリー音楽
配給会社
リアリーライクフィルムズ

『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー』に投稿された感想・評価

全くもって、不勉強でした。

“TIFF/NFAJ クラシックスブラジル映画週間”クロージング・特別上映にて鑑賞。ビトゥーカ ミルトン・ナシメントについて何の予備知識も無いものの、久しぶりにブラジル音楽に浸りたくなってチケットを予約。

映画は彼について、カエターノ・ヴェローゾをはじめ、パット・メセニー、ハービー・ハンコックなど 40人以上のコメントによって構成されている。コンサートシーンで始まるのに、まともに曲が最後までかかるのはエンドロールの時だけ。しかも本人の歌じゃ無い。

結局、知らない人についての賛美を永遠に聞かされる状況に。ブラジル人ってよく喋るの思い出した。それより音楽を聞かせてくれって... ごめんなさい。

先月のチープ・トリック@武道館 でも感じたけど、フェアウェル・コンサートって全盛期をイメージしてると残念に感じてしまうものなのか。🧑‍🦽だし、コンサート前に酸素ボンベ使ってた位だし...

度々意識が飛びながらも、断片的な音楽を聴く。ほぼ満員の会場で、上映後に👏拍手が起こった事からも、彼を知る人にとっては堪らない映画なんだろう。
ごめんなさい。
ミルトン・ナシメントとは一体何なのか?という壮大な問いに、幅広い関係者たちによる膨大な量の語りを通して迫っていく。しかし誰に聞いても結局「わからない」という話になり、ミルトン・ナシメントは謎のままに留まる。むしろわかるのはミルトンがいかに仲間たちからの敬愛を集めているかであり、その意味で仲間を何より大切にしたミルトンの意思を尊重してもいるのかもしれない。インタビューに埋もれてミルトン本人を捉えたシーンがかなり少ないというのもあり、ミルトン自身の歌がほぼ聞けないのは難点だった。ちなみに、ミルトンの音楽を原体験として中南米音楽に足を踏み入れた大先輩が、映画の中のミルトンの一曲一曲に涙を禁じ得なかったと言っていた。会場にも同様の人はたくさんいたそう。ファンにそういう感慨を呼び起こす映画というのは誠実な映画なのだろうと思う。
ミルトン・ナシメントという人をまた一層好きになったし、さらにブラジルをより深く好きになった、この作品に触れて。

リアン・ラ・ハバスが唄う「Encontros e Despedidas 」、エスペランサ・スポルティングが唄う「Ponta de Areia 」。

みんな、ビトゥーカの唄を歌うとき、泣き、震え、唄いながらその歌詞の深さと音楽への愛を目の前にして心揺さぶられる。

しかしながら、本作のインタビュー中でも多くの人が言及している通り、ビトゥーカ自身のことは誰にも分からない。謎のまま、だ。

でも、それで良いのだと思う。

なぜって、宇宙のことは科学では迫れる部分があっても、芯のところの謎は明かせられないのだから。

それでも、ミルトン・ナシメントの宇宙のように深く広い音世界の謎の一端を垣間見れた思いで、思わず何度も落涙してしまった。

「夢はけっして歳をとらない」