1977年の映画で、公開当時、すごく話題になっていた気がする。たぶん、角川映画でTVCMが多かったからそう感じたのだろう。
原作は森村誠一の推理小説で、つまりミステリーで、刑事ものである。殺人事件が起こり、警察官が真相を調べていく物語。
■あらすじ
都内の高層ビルで、若い黒人男性が殺された、謎の言葉を残して。彼は日本語の詩集を持っていた。その事件を、若い刑事が追いかける。そしてアメリカに飛ぶ……。
若い刑事役を演じたのは松田優作。1949年生れだから、1977年当時は20代後半である。1972年デビューで40歳没。
ジョー山中の主題歌が大ヒットした(気がする)。テレビCMで何度も聞いた。好きな歌だ。
映画は名作だろうと思って調べたら、そうでもないらしい。テレビ放送で私が観た最後は、たぶん20世紀だろう。だから細部が飛んでしまって、評価しにくい。もう一度観たい映画だ。