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善き谷の物語
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善き谷の物語の作品紹介

善き谷の物語のあらすじ

バルセロナ郊外のバルボナ地区では、20 世紀半ばから移り住んできた住民の家族と、近年世界各地からやってくる新世代の移民たちが共に暮らしている。幹線道路や鉄道により周囲から隔てられ、開発から取り残されてきたこの町で、彼らは野菜や花を育て、歌い踊り、水路で禁じられた遊泳に興じる。住民たちと 3 年をかけて撮影した本作は、さまざまな人生や歴史の影を折り重ねるように反射させ、透過させながら変わり続ける世界の現在を果敢に映し出す。

善き谷の物語の監督

ホセ・ルイス・ゲリン

原題
Historias del buen valle/Good Valley Stories
製作年
2025年
製作国・地域
スペイン
上映時間
132分
ジャンル
ドキュメンタリー

『善き谷の物語』に投稿された感想・評価

すえ
4.5
記録

山形国際ドキュメンタリー映画祭にて。

ホセ・ルイス・ゲリンの新作もこんなものかと序盤は拍子抜けして見ていたが、最後には感動して泣きそうになっていた。

気を抜いていたらたまにとんでもないショットが来て吃驚する、夜の工場のディゾルブの素晴らしさは並一般の映画では絶対に超えられない。しかも絶えずフレーム内に線路や道路を収めることで、(不可視の)都市やそれに伴う街の開発を意識させられる。執拗なくらいなので注目して見てみると面白いと思う。

また、初めの方はアクションがなさすぎてつまらないと感じていた住民たちの声や姿は、(現実的な)時間が推移してゆくなかで異なる姿へと変容する。それらの声の歴史が過去へ移行し、今において不可能な行為の話へと変化するときに、その簡素で単純な(インタビューのような)ショットの堆積の意味に気付く。

山を登って木を植えるという運動を、様々なキャメラポジションで同時的に捉えることをサラッとやっているのが凄い。

ホセ・ルイス・ゲリンの新作を見ることのできた感動が強すぎるので、改めて気を落ち着かせて再鑑賞したい。

2025,124本目(劇場64本目)山形市民会館大ホール
1.5
【ホセ・ルイス・ゲリンとしては......】
『シルビアのいる街で』や『影の列車 』などで知られるホセ・ルイス・ゲリン10年ぶりの長編映画。ホセ・ルイス・ゲリンといえば、空間に揺蕩う歴史性を扱うのに長けた監督であり、期待して観たのだが、私がその手の映画に慣れ過ぎてしまったせいなのか結果は芳しくなかった。

本作は山形国際ドキュメンタリー映画祭でも上映される作品なのだが、YIDFFに何回か通っているとある種の傾向がある。それは、日記スタイル系の作品である。映像の質感を通じて、日記を捲るような物質感を観客に提示しし、異なる質感のイメージを並べることで歴史性を語るといったものだ。ホセ・ルイス・ゲリン自身、『影の列車』でメモワール・デュ・シネマといった概念を提示したわけだが、本作はいわゆる「エモい」感覚をまとった白黒映像と街並みを映す冒頭が終われば淡々とインタビューによる陳腐なモザイクを形成しているに留まってしまった。まだ観れていないが、時間の流れと場所を映画でもって地層のように魅せるアプローチはジャンフランコ・ロージに軍配があがりそうな気がする。
auchan
-
おもろーい。豊かな運動のセンスと語り。編集もキレあり。一回性かフィクションか。結局のところあの人たちはそれでもハッピーにやってるんでしょう〜
表面だけ見るなら傑作といっていいかもね、映像としては半端ない