
バルセロナ郊外のバルボナ地区では、20 世紀半ばから移り住んできた住民の家族と、近年世界各地からやってくる新世代の移民たちが共に暮らしている。幹線道路や鉄道により周囲から隔てられ、開発から取り残されてきたこの町で、彼らは野菜や花を育て、歌い踊り、水路で禁じられた遊泳に興じる。住民たちと 3 年をかけて撮影した本作は、さまざまな人生や歴史の影を折り重ねるように反射させ、透過させながら変わり続ける世界の現在を果敢に映し出す。
ある夏のベルリン郊外。群衆が門に吸い寄せられていく。辺り構わずスマートフォンで記念撮影をする人々。ここは第二次世界大戦中にホロコーストで多くのユダヤ人が虐殺された元強制収容所だ̶̶ ドイツ…
>>続きを読むかつて栄えた町の記憶を巡る、町⺠とアーティストたちの物語 ギャラリーを運営する麻子は映像作家の谷繁に展示を依頼し、部屋を貸し出す。元々麻子とルームシェアするスミレは不信感を募らせるが、谷繁…
>>続きを読む美しく穏やかな内海。小さな海辺の町に漂う、孤独と優しさ。やがて失われてゆくかもしれ ない、豊かな土地の文化や共同体のかたち。そこで暮らす人々。静かに語られる彼らの言葉は、町そのもののモノロ…
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