よし

虚栄のかがり火のよしのネタバレレビュー・内容・結末

虚栄のかがり火(1990年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ベンツに乗る白人から黒人2人が強盗しようとするシーンで黒人蔑視の作品かと身構えてしまったが、最後まで観て良かった。
面白い。

自分が社会的弱者であることを最大限に活かしてる人たちが裁判長に諭されてシュンとなるオチ。
ブルース・ウィリスの最後のシーンは蛇足だけど、やっぱり必要なシーンの気もする。悪どいやつらも最後にちゃっかり出てきて、自分は悪いことを全くしてません、みたいな顔で拍手をする。このシーンがあるから、『悪いことをしてはいけません』といった単純な話では無くて、厚顔無恥でも生きている人間の強かさを肯定的に描いているんじゃないかなと思えた。

私は黒人でもユダヤ人でも白人女性でも無いので笑えたけど、アメリカ本土でこれが笑える人って居る?
よし

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