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グエムル -漢江の怪物-のひでGのレビュー・感想・評価

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)
3.8
再見、
最初に観た時は、ポン・ジュノ監督作とは知らなかった。
もちろん、13年後にこんな偉業を成し遂げるとは知る由もなかった、、😃

で、改めて観ると、どうしてもアカデミー監督として、ひいき目で観てしまうのは、私の弱さかもしれません😃お許しを

でも、その事、つまり作品的なことは、ひとまず置いておいて、

ボン・ジュノって、凄くない?!

予言者?!

本作は怪物が出てくるんだけど、
それを除くと、本作で一番多く語られる
ワードが、

ウイルス

感染者が隔離される様、

町中の人がマスクをして、隣の人の咳に慄く様、

隔離病棟で右往左往する様

本質的なことは語られず、末節にこだわる情報の様

などなど、これって非常に今を描き出している気がしました。恐ろし! 


今、スコア見たら、予想外の低評価

まあ、お前はアカデミー監督だから、
そー思うんやろ!って、突っ込まれるかも
しれませんが、

モンスターものとしても、スリリングだし

一家のトンチンカンなところも面白いし、

一気に迫ってくる迫力もあるし、

どことなく風刺も効いているし、

ただ、全体的にまとまりがない気もするし

ラストはこれでいいのかって、不思議中気分になるし、

まとまりをあえて狙っていない作品なのかもしれないなって、改めて思いました。
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