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きれっぱしの愛
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目次

きれっぱしの愛の作品紹介

きれっぱしの愛のあらすじ

北欧・アイスランドの田舎町。芸術家のアンナは、しっかり者の長女イーダ、わんぱくでいたずら好きな双子グリームルとソルギルス、そして愛犬パンダと暮らしながら、芸術家としての道を模索していた。若くして結婚したものの、今や<もう夫婦ではなくなった>はずの元夫マグヌスは、いまだに情を断ち切れず、何かと理由をつけては家を訪ね、食卓を囲み、ピクニックにまで付き合う始末。気がつけば、まるで<まだ家族>であるかのような日常を再び送るようになるが――。

きれっぱしの愛の監督

フリヌル・パルマソン

原題
Ástin sem eftir er/The Love That Remains
公式サイト
https://gaga.ne.jp/kireppashi_ai_NOROSHI/
製作年
2025年
製作国・地域
アイスランドデンマークスウェーデンフランス
上映時間
109分
ジャンル
ドラマコメディ
配給会社
NOROSHI、ギャガ

『きれっぱしの愛』に投稿された感想・評価

SNOW
3.6
Fan’s Voice独占最速試写会にて。

元夫婦と子どもたちの1年をアイスランドの四季と共に淡々と、時にシュールに描いた物語。

アイスランドの圧倒的なロケーションとタイムラプスのように移り変わる四季の映像美に目を奪われる。特に大きく動く展開はないけれど、35mmフィルムに刻まれた監督の実子たちと愛犬パンダのあまりにもナチュラルな佇まいが愛おしい。

下ネタ多めなのが意外だったけど、どこか気まずくも笑えるやり取りやブラックユーモアを交えながら、変わりゆく家族の形を優しく肯定してくれるような1本。

元夫最後どうなったのかめっちゃ気になる笑。
3.3
アーティストの母と3人の子供+離婚した父という一家の日常が、アイスランドの自然の中でだいぶ淡々と描かれる。

日本でたまに見かける「離婚したけど友達感覚、あるいは子育てのパートナー」というわけでもなく、父は母から結構嫌われていて、いつも早く帰れとせっつかれる笑

けど徹底的に排除されないのは、父が小さな地雷を踏みつつも、家族への片思いが垣間見えるからだろうか。

あるいは母にしてみると、父はいないと寂しいけど、ちょうどいい塩梅にして欲しい存在。
娘から「感情過多のアーティスト」と評される母こそがこの家の正義。
健気にも見える父をちょっと応援したくなる。

そんな両親のある意味の身勝手のせいか、子供たちの会話はやけに大人びており、とは言え行動が無邪気なので、ずっと微笑ましい。


北国アイスランドだけど、ユーモアはホワイトではなくなかなかブラック。
笑っていいのか戸惑うシーンが多いが、コントと思えばまぁありかも。


誰の視点か分からない。
夢かうつつか分からない。
全編通してそんなシーンが多い。分かりにくいが、解釈の余地が広いとも言える。個人的にはもう少し分かりやすい方が好き。

アカデミー賞のアイスランド代表とのことだけど、これは本国ではヒットしたんだろうか。
ヒットしたんだとすると、アイスランド人に会ったことない人生だけど、なかなかクセ者が多いと推察されるなー。


アフタートークから分かったこと。
・2年かけてアイスランドの四季を撮っている私的な作品。
・3人の子供は監督の子供。犬のパンダも監督の飼い犬。
・兵士のカカシはジャンヌダルクであり、実際に子供たちが3年くらいかけて制作。その過程を撮った別作品もある。
・北欧では子供のために両親が無理をしない。

そんな背景情報・補足説明をもって完成する作品とも言える。そういう点では現代アート的でもある。


精霊の存在を信じ、都市開発の際も精霊のいる場所に配慮するという精神性は、神社を畏怖し大切にする日本人とも通じるものがある。
これがアイスランドのすべてではないが、アイスランドについてちょっとだけ解像度が上がった(気がする)
katoyu
4.4
2026年劇場観賞24本目。
こちらは番外編とでも言おうか、NY出張中に観に行きました!場所は、FILM AT LINCOLN CENTERということで、有名なジュリアードとかがある、NYCの芸術ディストリクト。中々な映画館で、驚きのずっと工事中で…ドリル音がずっと上映中も…っていう衝撃的な状況。映画は面白かったです、また日本上映時にちゃんと観ようと思います。淡々と不思議な家族の日常を描いているようで…どこか変?なんなの?みたいな。どういう発想なんだろって感じ。不思議なインパクトの作品でした。

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