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パリ・オペラ座 IN シネマ 2026 バレエ『くるみ割り人形』

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『パリ・オペラ座 IN シネマ 2026 バレエ『くるみ割り人形』』に投稿された感想・評価

"くるみ割り人形"、クラシックには疎いけど結構好きで、通しでよく聴いてる曲だったので、バレエも観たい!と思い、業務が何もない珍しい平日に仕事を休んで大阪まで観に行った。

子どもたち可愛い〜とか、騎兵?の踊りがキレキレでカッコよとか、ネズミがキモいねーとか雪綺麗…とか色々あるけど、やはり最後のクララと青年の優雅な踊りの掛け合いが素晴らしかった。衣装も綺麗やし、身体も綺麗やし、そりゃ爪先立ち(ポワント)とかの技術の凄さに感嘆もするけど、とにかく綺麗。最後画面の中から拍手の音が聞こえてきて拍手しそうになったけど、映画館の中誰もしてなかったので、しないのね…と思い控えた、でもしたかったくらい感動した。でも映画館もよかったけど、絶対生で観る方が感動するんだろうなあと思ったから、今度フランス行く時はオペラ座にも行ってみようかな。

音楽もやはり良かった。良かったけど、一番の目玉であり勿論大好きな曲である「花のワルツ」のシーン"だけ"眠っていた…。最悪だ…。いつかリベンジしよう。
U子
3.9
ルドルフ・ヌレエフの振り付け。
夢のような時間にうっとりした。
ドロッセルマイヤーと王子の両方を演じた
ギヨーム・ディオップがすごく良い。
金平糖のところは本当感動!
片足にのせるところすごい。
夢おちというよりも、クララとドロッセルマイヤーが同じ夢をみていたというかんじで、最後のやりとりが切なくて沁みてくる。
マシュー・ボーン版を前にみたけれど、
こちらの方が断然好き。
-
退廃的で怪奇、悪夢的でありながら恥美なヌレエフ版くるみ割り人形は、ホフマンの原作に入り込んだように摩訶不思議。
愛に触れクララが大人の女性へと変わりゆく少し翳りのあるストーリーもロマンティックで、くるみの中で1番好きかも。

全体的にディープなオータムカラーとゴールドの刺繍があしらわれたクラシカルな衣装美術がシックでノスタルジックな美しさを演出していて、幻想的なヌレエフの演出とリンクする。
ヌレエフ版の振り付けは登場人物の個性を余すことなく表現しつつ、バレエ的な美しさが損なわれていないところに感嘆してしまう。

ドロテ・ジルベールのポワントの細かさとしなやかすぎる足捌きに恍惚とする。1幕では少女性が宿っていたのに、ギヨームとのPDDを通して恋をしている大人の女性のような成熟した表情にガラッと変わる繊細さ。

ギヨーム・ディオップの憂いのある踊りはヌレエフ版との相性が非常に良いと思う。
こんなに重力を感じさせない着地は見たことがないし、ヌレエフが憑依しているようだった。片足リフトも驚異的な間で、完璧で隙が無いのに叙情的な美を2人は体現していた。

1幕
ドロテの登場シーンから気持ちが高まり、バレエ学校の子役ダンサー達の揃った踊りと演技力に驚きました。
人形の無駄がなく機械的なのに細やかな美しさのある動きも、流石オペラ座ダンサー。
雪の精は、それぞれのポーズが連なり生み出されるレース飾りのような振りが美しく、ブルーグレー、シルバー、ブルーの北欧刺繍のような衣装とボンネットが新鮮で可愛らしい。

2幕
大人達の大きな着ぐるみが登場するあたりから、クララの内面的成熟が進んでいるような気がする。
少しフェティッシュなポルトガルの踊り、非常に官能的ながら神聖さも見せるアラビアの踊り、華やかなトレパック、珍妙な振り付けの中国、ロココ人形のような優美さを感じさせる葦笛。

3幕
カタコンベのように退廃的でシックな舞踏会場は静寂な雰囲気が漂う。
花のワルツは、マリーゴールドを思わせるゴールドの衣装でまさにワルツのような振り。
金平糖のPDDは夢のように美しく、テクニックの難しさを決して感じさせず2人の作り出すロマンティックな世界観に浸れる。ドロテのvaは金平糖の粉が舞うように細やかで見惚れてしまった。
彼女のアデューなんて信じられない…


〜衣装語り〜
1幕の婦人方は主にバッスルスタイルのドレスで、ディープトーンが多い中クララの母親はアイボリーのレースドレス。子供達はセーラーデザインやロマンティックスタイルのものが多く、クララはペールミントが入った白いレースドレスを着ている。シルクのリボンが上品で、スカートに入ったラインと裾のレースが繊細。
兵隊の衣装は白、黒を基調としたシックなカラーリングで、子役兵隊たちのドナルドダックのような制服が可愛らしい。

2幕では燻んだ赤を基調としていて、ポルトガルはチョコレートブラウンのレースを重ねたロマンティックチュチュ、アラビアは東洋的で土着的でありながら少しモダンな衣装。トレパックは藍色とゴールドの装飾が用いられた、ヌレエフのセンスを感じられる衣装、中国は豪奢絢爛な中世の甲冑のようなベスト、葦笛は白を基調としたチュチュにゴールドの刺繍とチュールの袖があしらわれていて、宮廷衣装のよう。

3幕金平糖は山型のティアラに、大小様々な大きさのゴールド装飾があしらわれた白いチュチュ。シンプルシックで洗練されたデザイン。

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