らんらん

奥様に知らすべからずのらんらんのレビュー・感想・評価

奥様に知らすべからず(1937年製作の映画)
3.5
斎藤達雄主演作
ベテラン俳優たちがメインとなる喜劇作品

【あらすじ】
斎藤達雄&岡村文子、坂本武&吉川満子の2組の夫婦が登場する
いずれも裕福で、奥さんが強権を振るう家庭です

夫たちは外では女房なんて怖くない!と息巻いているのですが、いざ奥さんを目の前にするといいなりです

そんなある日
岡村文子と吉川満子が諍いを起こしてしまい、その決着を夫同士で付けなければならなくなり決闘することになるのだが、、、

【感想】
喜劇ではおなじみの恐妻家のお話
たいていは旦那が権威を取り戻す、奥さんは反省するっていうハッピーエンドなんだけど
今作では変わらない日々が続きそうっていうションボリなオチです

まあ特に言うことはない、ゆーるい喜劇
岡村文子がメインで活躍するのでファンの方にはオススメか

しかし、現代これだけのお話で映画を作るなんて絶対通らないよねーと改めて思った
出演者にしても名優さんたちではあるけど、あまりメインって感じの人たちではない
何よりおっさんおばさんばかり、映画自体は面白いけどよく企画通ったなーって

普通はメインに容姿の良い若い人、脇役をベテランが固めるって形なんだけど今作では逆、水戸光子や坪内美子が脇にまわる

今回の「クラブ○○」
岡村文子「いやに綺麗だね何つけてるんだい?」
水戸光子「クラブ白粉でごさいます」
岡村文子「少し濃すぎますよ!」
なるシーンが中盤に出てくる、喜劇作品だしどっかであると思ってたらやっぱりw
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