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ザ・ワイルドのblacknessfallのレビュー・感想・評価

ザ・ワイルド(1997年製作の映画)
1.4
動物暴れるの好きなので午後ロー録画
したやつ。熊の暴れっぷりに期待して観賞。

アサイラムとかが作る安くて雑、でも動物や怪物がワシワシ人間食ったりグシャグシャにする楽しい系かと思いきやA級仕様のシリアスなやつだとオープニング・クレジットで判明、、
だって脚本がデイヴィッド・マメット。 ジャックニコルソン版郵便屋は二度ベルを鳴らす、ケヴィン・コスナー版アンタチャッブル、骨太なちゃんとしたの書く人。
で監督リー・タマホリ。007ダイ・アナザー・デイ等エンタメアクシヨンの名手。映画と関係ないけど、タマホリ監督は女装してストリートで売春を持ちかけおとり捜査に引っかかって逮捕されたんだよね、、謎すぎるよ🤔
そして主演が言わずと知れたレクター博士a.k.a.アンソニー・ホプキンス。

なもんで期待したズンドコ動物パニックじゃなくて大自然の厳しさを舞台にしたドロドロの人間ドラマだった。

まあ、それでもおもしろければよかったんだけどつまらねぇ、、
まず、一応、物語の最初からここはエグい熊がいるから気をつけてね、みたいな振りをけっこうやってるのに熊の出番が少ないすぎ、一人しか殺さないし。しかも熊があんまり物語上重要なポジションじゃないんだよな。
それとホプキンス、一代で財を成し、厳しくも美しい山脈に豪華な別荘持ってる超富豪。自慢の別荘に仲間を引き連れご満悦で軽くいやな感じに威張ってる、まあ、よく映画に出てくるやつ。
それが友達と乗ってたセスナが墜落して山で右往左往、友とのつもり積もった感情の縺れが爆発しつつ、合間に熊が襲ってきたり色々ある。
で、こーゆー場合、仕事も出来て知性も高い資本主義の勝者がそれらのスキルがまったく役に立たない大自然ではオロオロみっともない醜態さらすのが1つのおもしろさなのに、ホプキンス、大自然のサバイブ力もしっかり備わってて終始ほとんど危なげなく困難を乗り切っちゃうんだよ。
沈黙シリーズのセガールみたいに笑

レクターが熊と戦う話ならよかったのにな😀
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