このレビューはネタバレを含みます
マフィア映画の金字塔。
アルパチーノ、マーロンブランドの怪演が素晴らしい。
3時間のマフィア映画と聞けば躊躇する人もいるだろうけど、この作品はダレることなく常に面白い(強いて言うなら序盤が若干…?)
唯一気になったのが、アポロニアとの一連のシーン。アポロニアはマフィアの抗争に巻き込まれた完全な被害者で、とにかく同情しかなかった。あそこでマイケルが完全に闇落ちしたきっかけと考えれば必要なシーンなんだけど、最後に彼女の家族にもうちょい救いが欲しかったな。
麻薬には手を染めない所や、エンディングのドア越しに新たなボスに忠誠を誓うシーンで、荒木飛呂彦先生はここからインスピレーション受けたのか…とちょっと嬉しくなった。
想像以上にエンタメとして面白かったので2も楽しみ。