一口バウムクーヘンさんの映画レビュー・感想・評価

一口バウムクーヘン

一口バウムクーヘン

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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.8

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ラッセルクロウの演技に、献身的なアリシアのキャラクターが凄く良かった。

個人的に好きだったのが、学生時代からナッシュたちの友情が大人になっても続いていたこと。それから、愛を宇宙にかけて答えたアリシア
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.8

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 1本目は個人的にけっこう好きだった。人生プランを明確に立て整備工を目指す女性タクシードライバーと、映画のキャスティングを行うお客。
 タクシードライバーはチューイングガムをこれでもかってぐらい音立て
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

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初のゴジラ映画。

水爆実験の影響で強化される前のゴジラを殺せてたかもしれないのに、その機会を逃して大勢の死傷者を出した大戦犯の敷島が、野田が必死に搾り出した作戦に対してイキリ散らしてて物凄くイラッと
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

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ちょっと凄すぎたな。

人間が食したことで知恵を得たエデンの果実、更には物理学の象徴でもある林檎にオッペンハイマーは物語の冒頭で毒を注入する。

毒を注入した後に自分の過ちに気付き、その林檎をゴミ箱に
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

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ジャーナリズムに、宗教と権力。

「メディアとは民衆が情報を知るためにあるのではなく、情報を発信し知ってもらうためにある」

学生時代のメディアの授業で教授が言っていた言葉がふと思い出すような映画だっ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

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評判通り面白い!

ひょんなことからお店が大繁盛してしまい〜という『ヴィーガンズハム』とかと同じ系統なんだけど、こっちはよりアクション味が強い。

5人それぞれキャラクターが異なってるんだけど、実は5
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.5

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あんまりピンと来なかったな。

夢を諦め変化することの残酷さ。野球のように変化せずに残る美しさ。野球選手から医者になったが、その変化を肯定し変化も悪くないと言うグラハム。

野球熱があまり無いので、基
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.5

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昔見た記憶があったが、殆ど覚えていなかったので再視聴。

ファミリー向けファンタジー映画というパッケージがされているけど、全くそんなことはない苦笑

多分子供が見たら退屈なんじゃないかな。ファンタジー
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.8

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ウィーン行きの電車で出会った男女のワンナイトラブ。

裕福な両親に愛されて育ったセリーヌと、疎まれ愛を知らず離婚した両親によって育てられたジェシー。

恵まれた環境で育ちながらも、何か得体の知れないも
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

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素晴らしかった。恐らくこれがインディ・ジョーンズシリーズのラストかな。

敵はお決まりのナチスで、マッツミケルセン演じる物理学者相相手に、カーチェイスにアクションシーン、古代の謎解きに、大量の虫や蛇(
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.7

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面白かった。比較的最近の映画なのもあって、個人的には1〜3よりも見やすかったな。お決まりのカーチェイスや、そうはならんやろという展開も相変わらず多く、コメディシーンでもしっかり笑えた。

1の聖櫃がチ
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.7

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1.2.3の中では3が1番良かったかな。1番冒険してる感じがあった。

個人的に面白いなーと思ったのが、ユダヤ人のスピルバーグがナチスを敵役にするのは1と変わらずなんだけど、話のメインなのがキリスト教
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.4

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うーん、目当てのお宝を取りに行く流れもちょっと無理矢理感が否めないし、1作目よりもアクション自体は増えてるけど、個人的には1作目のアクションの方が好きだったかな。

あとちょっと、ステレオタイプ過ぎる
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.7

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80sの映画なので、所々に時代を感じる部分は否めないけど、それでも音楽やアクションシーンは流石だった。

ハリソンフォードはカッコいいしね。

ただ、この作品をベースにした『アンチャーテッド』とか後世
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.9

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良い終わり方だったんじゃないかな。

1作目でビトーの後を継ぎ、2作目でゴッドファーザーとして完全に覚悟を決め、3作目で世代交代。


義理や友情を重んじたビトーと、愛する者を守るためなら家族さえ手に
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.6

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40年前の映画なので、今の映画に慣れてる人が見たら所々でキツいものがあるけど、この映画が後世の作品に影響を与えたのは見ていて凄く伝わってきた。

『ストレンジャーシングス』とか『アウターバンクス』とか
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.7

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イギリス制作の踊らないインド映画
(エンドロールで踊るけど笑)

インドでの成り上がりをクイズ・ミリオネアとミックスさせて、ラブコメとしてエンタメとして昇華させつつ、インド社会の闇も描いてる。

イン
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

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美しい映画だった。

映像も音楽も内容も全てが噛み合っていて、素晴らしい作品だった。

ただ、淡々と物語が進んでいくため、見てる側に集中力が必要とされる。
(ぼんやりと頭を空っぽに見れる映画ではない苦
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

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普通にすごく良かったんだけど、終わり方が少しうーん。少女は再びネグレクトと虐待が横行する家に戻され、松岡茉優が演じる亜紀も今後どうなるか分からないまま終わる。別に救いを描いて欲しかったわけじゃないけど>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.9

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ロバートデニーロの演技が本当に凄い。ロビンウィリアムズの演技も素晴らしいんだけど、この作品のロバートデニーロの演技はちょっと飛び抜けてる。

「事実は小説よりも奇なり」とはこのことだと改めて感じる作品
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きっと忘れない(1994年製作の映画)

3.7

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卒業間近のエリートハーバード生と、ハーバードに不法滞在していたホームレスによる奇妙な交流が描かれる。

初めて聞く映画だったけど、けっこう楽しめた。

ハーバード生4人のキャラクターのバランスが良くて
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.8

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久しぶりに邦画をみようということで、適当に日本アカデミー賞の中からチョイス。

神木隆之介、お前が霧島じゃなかったのか…と長年の勘違いが解けた笑

個人的にはけっこう好きな映画だった。

一つの物語を
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

時系列が脈絡なくミックスされたり、観客に話しかけたり、アニメーションが使われたり、唐突に歩行者がウディアレンと絡み出したり、色々な手法が使われてて面白い。

この作品がウディアレンのベースとなった作品
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.8

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『最強のふたり』『セントオブウーマン』『グリーンブック』みたいな映画が個人的に大好物なので、この映画ももちろん楽しめた。

最後の場面がセントオブウーマンぽいなぁとは思ったけど、まぁそれはお愛嬌かな。
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

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自分には合わなかった。

シンプルに面白いと思えなかった、見てる自分が歳を取りすぎたかな…?

どうやら公開当時も、日本と南米の一部の国以外では散々な評価だったとか。

ただ、当時のイギリス社会がこん
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.6

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40年前の映画なので、もちろん物足りない所や、ちょっと消化不良な部分があるがそれでも良い映画だったと思う。

鬱憤とした現実に魔法をかける映画、その世界にのめり込みたいけど最後の最後でセシリアは踏み止
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

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凄かったな…

胎児の脳を移植することで生まれたベラは、監獄に囚われ何も知らない状況からダンカンと共に世界に出ることで彼女の世界に色がつく。文字通り白黒でスタートし、ベラがリスボンに到着すると美しくも
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