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ゴッドファーザーのryotamukaiのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

フランシス・F・コッポラ監督、1972年の映画。
1947年、ニューヨークで暗躍するイタリア・マフィア同士の争いを描いている。

最も印象に残っているのはマイケル(アル・パチーノ)が敵の首領(ソロッツォ、アル・レッティエリ)と、グルの警察を銃殺するシーン。
マイケルはコルレオーネ家の三男で、首領ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の負傷、兄ソニー(ジェームズ・カーン)が殺害されたことを機に、殺しを決心する。
マフィアの活動はほとんどしてこなかったマイケルは殺しの経験がない。彼は銃の使い方、殺しのアドバイスを受ける。
ーーレストランで食事がひと段落ついたらトイレに立つ。トイレには銃を仕込んでおく。その銃を取ったらすぐにトイレを出る。席に着く前に、怪しまれる前に、ふたりを殺せ。ーー
計画通りにトイレに立ち、銃を取る。でもマイケルはふたりを撃てない。銃を隠し持ったまま席に座ってしまう。
マイケルの表情は硬く、険しく、厳しくなっていく、、、。
恐ろしくてたまらない、目を背けたくなるようなシーンだ。
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