このレビューはネタバレを含みます
最初は偽札目当てで行ったけど姫様に出会い救出に変更されるという、最初の目的と違うストーリー展開はスルスルとして入りやすい
絵的にやはり宮崎駿なので見応えあります、スピードの出し方とか動きとか魅力的
最初ルパンが姫を守りきれなかった時も指輪で姫と昔出会ってたことを知るので、行動に無駄がない
忍び込んで、女の子を盗むという発想がとても良い
「私に何か差し上げられるものがあれば良いのですが、、」
「私の獲物は、悪い魔法使いが高ーい塔野のてっぺんに仕舞い込んだ宝物、どうかこの泥棒めに盗まれてやってください」
「私を!?」
このやりとりが正直ピークなレベルで好きです、愛と仕事の理屈が混じっててユーモアと情緒がある
過去で姫がルパン助けた時、震える手で水をあげてたのが、怖いのにくれた優しさとまともさをもった子というのが現れててよかった
あとロリコン伯爵とうパワーワード
あと姫にどんな場面か忘れたけど
「怖いか?」「いいえ」「上等だ」
というくだりも、センス感じた
警察に結局偽札バレて、みんながパラシュートで降りてくるのかわいかった
刑事が盗みやがって!て言ったら姫が盗んでないわ、からの
奴はとんでもないものを盗んでいきました、あなたの心です
のくだりもこれが本家か、となりました
あとルパンシリーズはそんな見たことないんだけど藤子ちゃんのイメージってもっと悪女だと思ってたんだけどわりと可哀想というかちょっと不憫なとこも垣間見れて意外だった、ルパンのが意外と主導権もってるんだみたいな