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ルパン三世 カリオストロの城のspe1111のネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

昔に観たけど、改めて観た。宮崎駿が初監督にして、制作期間が4ヶ月しかなかったという状況なのになんだこのクオリティ。宮崎駿らしく、すごく躍動感があり、あの屋根から屋根に飛び移るシーンやカーアクションにそれが表現されていて、観ていてとても楽しい!クラリスの車がエンジンまるだしになるシーンだったり、爆弾でフロントガラスにヒビが入り、壊すシーンなど細かいところが面白くて好き。ルパンがクラリスの部屋に進入し、花を渡しつつ国旗をスルスル出すシーン、歯車の上で戦うシーン、銭型のとっつあんと脱出するシーン、銭型のわざとらしすぎる偽札発見のシーン、あげればきりがないくらいいいところがたくさんある。ルパンの、あの手首?についてるワイヤーみたいなやつ欲しいな。。
こういった演出だけでなく、音楽や効果音が特徴的でまさにルパン!という感じ。好き。あと、ルパンはおちゃらけて見えるけど、下調べ済みで、用意周到なのも実はすごくて、頭もいい。そしてなにより、銭型の名台詞。「あなたの心を盗みました」これだね、これにこの映画は尽きるよね。他にもルパンの衣装が赤から緑になってたりなど本当細かいところが楽しめるし、さすが名作といったところだな。おもしろかった。
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