ゆいこ

鉄道員のゆいこのレビュー・感想・評価

鉄道員(1956年製作の映画)
4.0
愛らしい、を絵に描いたような主人公サンドロがとにかく可愛くてたまらない。
兄や姉はどうしようもない所があるのに(それ故に?)、彼は幼いながらに利発で、家族を結びつける大事な役目を担う。
クリスマスに始まり、クリスマスに終わる一年。
その間に仕事や健康を失った父アンドレアだけれど、果たして幸せに過ごしたクリスマスはどちらか。
物語の良心であるサンドロ母やアンドレアの友人リヴェラー二氏の存在なくしてはちょっと見ていられない位、不運や不遇が続くのだけれど、最後には笑顔が待っていて良かった。
古き良きイタリア映画。
ゆいこ

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