セックス・アンド・ザ・シティのpariraのネタバレレビュー・内容・結末

ドラマを一気見したので、勢いで見直した。

相変わらずファッションは素敵だし、スピード感があって、中弛みしない、かといって頭を使わないといけないものでもない。心にグッと来るけど、感情が大きく揺さぶられて疲れる程じゃない。
私が娯楽としての映画に求めているものが詰まってる。笑




キャリーはビッグとの同居から結婚がスムーズに決まってハッピーエンドかと思いきや一悶着。
サマンサはスターになった彼氏に付いてハリウッドに引っ越すも、男に合わせて生活する日々に鬱憤が溜まっている。
ミランダはセックスレスの末にスティーブに浮気を告白され、別居生活。
シャーロットは養子を迎えて幸せに生活していたところに、念願の妊娠が発覚するも、あまりの幸せ続きに不安を覚える。

4人でメキシコで憂さ晴らしして、泣いて、笑って、喧嘩して、抱きしめ合って、、、
ドラマを観てた方が、言い回しとかまで細かく楽しめるけど、観てなくても大丈夫。

ドラマから観てたからこそ気になったのは、スタンフォードとアンソニーの距離が縮まるのが突然だった気がする(そりゃもう頗る仲悪かったのに、キャリーの結婚式のイザコザだけを乗り越えただけで、ニューイヤーパーティーに一緒に行ける程の仲になったの？)っていうのと、シャーロットってあんなに毎日走って、知らない土地のものは口にしないなんて健康オタクキャラだったっけ？(スポーツが昔から得意だったり、憂さ晴らしにレッスンに通ったり、みんなと走ったりはしてたけど…)っていう2点。
もしかしたらドラマもっと観れば分かるのかも知れないし、どっちも細かいから良いっちゃ良いんだけど…笑

ずっと思ってたけど、私はどうもミランダの涙に弱い。笑
普段のキャラクターとのギャップがあるからなのか、人に頼れない気の強さとかに自分が重なるのか…(ついでにあの位頭の回転早くなりたい)

まだ全部通して観たのは初めてだけど、このシリーズはきっと、いつ観ても4人の誰かしらのどこかしらに必ず共感してグッとくるんだろうな。しかもそれはその時の自分の状況によって毎回変わる気がする。
だからまた観たくなるんだろうなって思う。

大分男性をこき下ろす様な描写が多いのもあるし、完全に女性向け、女子会向けの映画な気がするけど、男性が観たらどんな感想なんだろう？っていう素朴な疑問…

私は大好きです。