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グリーン・ランタンのNAOYAのレビュー・感想・評価

グリーン・ランタン(2011年製作の映画)
3.2
宇宙にはるか昔から存在する、平和と正義を守るエリート集団のグリーン・ランタン。ある時、パララックスと名乗る強敵が現れ、宇宙は存亡の危機に瀕する。同じ頃、地球人初のグリーン・ランタンのメンバーとしてハル・ジョーダンが選ばれる…


「デッドプール」でライアン・レイノルズの汚点作品としていじられている今作(笑)
久しぶりに見返しました。


主人公のハル・ジョーダンは丁寧に描かれているので好印象でした。
まあ、自分がライアン・レイノルズ好きっていうのもありますが。

グリーン・ランタンの全身緑ってどうなんだろう?と思っていましたが、そこまで悪くはないと思います。
よく見ると小さくビリビリとなっていたり、エネルギー(?)みたいなのが全身に流れていたりしてました。
ただ、目の部分を覆う緑のマスクは微妙に感じてしまった…。

グリーン・ランタンの1番の魅力は能力!
“想像した物を具現化する”と言うある意味何でもありな能力は好きです!
さらに、空も飛べるし指輪からビームも出る。
指輪を付けて変身!は男心をくすぐります(笑)

グリーン・ランタンの決め台詞も良かったです。


ヒロインのブレイク・ライブリーは美人でした〜。
そして、ライアン・レイノルズと結婚しているではないですか!
今作は2人にとって大切な作品なんですね。

しかし、その他のキャラの描かれ方はイマイチでした…。
主人公の親友ぽい人はチョイチョイ出てたのに、終盤全く出てこず。

主人公以外のグリーン・ランタンのメンバーも数多くいるのに、正直何もしてません。
リーダー的なシネストロを演じたのはマーク・ストロングでしたが、こちらも活躍せず…。

そして、悪役も微妙なんですよね。
悪役化するまでを意外と丁寧に描いていた科学者はメインの悪役ではないため、終盤はあっさりだし。
この科学者と主人公とヒロインの関係性もよく分からず。この点こそ、丁寧に描くべきだったのでは…。
メインの悪役のパララックスは規模がデカ過ぎてなんだか…。
もっと戦いやすそうな敵の方が個人的には好きです。


アクションシーンは能力バトルのようで面白かったです。
だからこそ、アクションシーンをもっと多くして盛り上げてほしかった。


ラストは続編できそうな終わり方でしたが、できませんでしたね…。


色々と書いてしまいましたが、グリーン・ランタンのヒーローとしてのキャラや能力は良かった!さすがはDC!
なので、DCEUでの復活に期待しています。
(再レビュー。いいね、コメントしてくださってた方すみません)
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