以後10作られたという黒のシリーズの第1作目
ストーリーは新車開発にむけての企業間のスパイ合戦
出演者やモノクロ作品な点を見てもそんなに期待された作品ではないんだろうけど、増村保造監督作品ってこともありそれなりに面白い
クレジットでは田宮二郎が一番最初に来てるけど、出番的には少ない、高松英郎のほうがそれっぽい、ラストのくだりとかおいしそうなところはそれなりにもっていってはいるけどそれなり
結構昔から存在は知っていて気になってはいたが、あまりぱっとしてない出演者から見ていなかった作品
ライバル会社を出し抜いたと思ったら出し抜かれている、二転三転するスパイ合戦、騙し合い、なかなか面白かった
あとは前半ほとんどモブに徹する船越英二、ミステリーでもそうなんだけど、名前が売れてるこのクラスの俳優がそれはないから怪しいよね、まあご愛嬌