子連れ狼DAY続行です。
前作と今作を一本に編集した「Shogun Assassin」がアメリカで大ヒットしタランティーノも夢中になったのは有名な話です。
今作がなければ「キル・ビル」も無かったかも。
今作はレビューを書くのが非常に難しいです。
とにかくストーリーが無い。
出てくる敵を次から次へと拝親子がブッ殺しまくるだけです。
TV版では子供に殺人をさせるわけにはいかなかったのか守られる存在であった大五郎ですが、映画版はナチュラルボーンキラーです。
襲いかかってくるくノ一を嬉々として乳母車のボタンを押して槍で串刺しにする大五郎に恐怖を覚えます。
トンデモアクションに加えゴア描写も前作から大パワーアップ。
血が噴き出る真っ二つに割れた敵の頭越しの拝一刀のショットなんてどうかしています。
今作こそがスプラッタームービーの元祖だとも言われているのも納得です。
柳生鞘香率いる別式女の超絶残虐殺法も素晴らしい。
腕や脚や耳や目玉を次々に剥ぎ取られダルマにされる黒鍬衆の人かわいそすぎるでしょう。
トンデモアクションとしてはジェットストリームアタックの元ネタのOPの敵と弁天来の三兄弟も良かったですね〜。
大五郎の指差す先の砂丘に現れる拝一刀の格好良さは悶絶モノ。