子連れ狼 三途の川の乳母車の作品情報・感想・評価

「子連れ狼 三途の川の乳母車」に投稿された感想・評価

小森

小森の感想・評価

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虚無僧刺客の頭カチ割りシーンからしてテンションが上がる。くノ一軍団も容赦なくバラバラにするチャーンは真の男女平等を体現していると思う。基本優しいし。とにかく前作の倍面白かった。鉤爪も出る!
『イングロリアス・バスターズ』の町山さんの解説で話題に出てきたので鑑賞。流血しまくり。切断されすぎ。大五郎強すぎ。頭カチ割られたり四肢切断されてたりとなかりエグい絵が出てくる。なるほどこりゃタラちゃんは日本が好きになるわな。

ここ最近『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』を観たのもあって「日本映画ナメてましたすいません」と“昔の日本映画界”に土下座したい気分になってます。あくまでも昔の日本映画界ね。
シズヲ

シズヲの感想・評価

4.3
前作で子連れ狼のルーツを語りきったのもあってか、今作では出だしからハジけまくり。頭部をかち割るわ、女だろうと腕をぶった斬るわ、とにかく清々しいくらいのバイオレンスなんだよな。荒唐無稽な描写もますます増加し、娯楽作としての振り切れ方がより率直になっている。これくらい派手にやってくれると最早爽快。エンタメとして純粋に楽しい一作だ。

ダイナミックなアクションの連続でとことん刺激的。三隅監督の見事な演出もあり、音響やカメラワークが作り出す緊張感も秀逸。若山富三郎の殺陣は相変わらず素晴らしい。大五郎も険しい表情や達観したような佇まいが上手くて、前作以上に味が出ている。女流殺戮集団や手練れの三兄弟など、敵も外連味を増していてめっちゃ楽しい。乳母車の謎ギミックもここまで来ると笑う。そしてかっこいいところは本当にかっこいいんだよな。終盤の砂丘に現れる若山富三郎の凄みと絵面は最高だ。
tak

takの感想・評価

3.9
 「子連れ狼」シリーズの中でも「三途の川の乳母車」はシリーズ最高傑作とも言われる第2作。映画史研究家によると、このシリーズが後の残酷スプラッター映画の原点だとも言われている。いきなり冒頭で虚無僧姿の二人組から襲われる主人公拝一刀(おがみいっとう)。拝の刀を真剣白羽取りで押さえた一人。既に刀は彼の額に食い込んでいる。その男の肩に飛び乗り、ジャンプしてさらにもう一人が襲いかかる!。「機動戦士ガンダム」ファンにはトリプル・ドムのジェット・ストリーム・アタックか!と感じさせる攻撃だ。そんな見せ場から始まるこの映画は、とにかくチャンバラシーンの多いこと多いこと。息をつかせぬ緊張が全編に漂って飽きさせることはない。足手まといと思われがちな大五郎が意外に大活躍するし、乳母車の仕掛けも見どころ。また仇役の松尾嘉代が女としての感情に揺れる様子も印象的だ。

 タランティーノが「キル・ビル」で真似た残酷描写”人体メッタ斬り”は、随所に出てくるが、中でもうわっ!ここまでやる!と感じさせるのが、女だけの明石柳生一派に腕利きとされる忍びが挑む場面。指が落ち、腕が落ち、足が斬られ・・・胴体と頭だけの肉の塊にされてしまう。映画のクライマックスでは三人の殺し屋と砂丘で対決するのだが、この三兄弟が鉄の爪やら鉄のこん棒やら個性的な武器を得意とする恐ろしい奴ら。意外にすんなり決着は着くのだがそれぞれの殺され方がまたすごい。魚の開きのように真っ二つにされる残酷描写はオオッ!と驚くけれど「キル・ビル」同様”やりすぎ”。最後に喉を切られた男は、”喉を斬られると息が笛みたいに聞こえるというが、それを自分で聞くとはなぁ・・・”とご丁寧な説明の後、血しぶきをあげて果てる。とにかくこの時代のアクション時代劇ってすごかったんだなぁ・・・と改めて思う。

 そして「キル・ビルvol.2」で死んだと思っていた娘と再会する後半。娘が寝る前に観ているテレビ。そこに流れていたのが、この「三途の川の乳母車」。お嬢ちゃん、ダメだよそんなの見ちゃ!ww
 『キングスマン・ゴールデンサークル』をグロテスクだと感じていた自分が浅はかだった、これに比べればまだまだという凄い映画。
 人体切断のオンパレード。
 血しぶきドシュー。
 頭は割れるし、血は滲むしで、ともかく残酷描写のつるべうちだ。
 ジャッキー=チェンが『笑拳』で引用していたのもよくわかるインパクト。
 鉄の爪もこの映画からの引用だし。
 敵のバリエーションも凄い。くのいち軍団に、裏柳生に刺客三兄弟にと、バリエーションが多く、それと戦うのだから面白くないわけがない。
 岸田森、最高。楽しんでるなあ。
 というわけで、みなさんが(どんな?)「子連れ狼」シリーズでも最高傑作というわけがわかった。
 一年に四作公開というわけも、わかった。
 理屈ぬきに面白いんだもの。
 
m

mの感想・評価

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クライテリオンのBlu-rayで鑑賞。かなりの高画質で良かった。

物語は特に無いので、とにかく『どう語るか・どう見せるか』が命。演出・撮影のセンスが高過ぎてもはや『お洒落』!アイデア満載の殺陣も、若山富三郎の動きも凄い。岸田森の髪型もイカしてる。
くノ一の死に顔を美しく撮る所にも美学が垣間見えた。砂丘の死闘、スタイリッシュ。
こまこ

こまこの感想・評価

4.0
1作目より好き!
グロ度はアップ(笑)エンタメ度も大幅にアップ。

今回はなんと言っても大五郎!
ちょっとこの子役上手すぎないですかね!?
可愛らしい顔と裏腹に、よく悟りきったような表情してるのがなんとも。
最初の方、慣れた手付きで乳母車の仕掛けスイッチ押したのはやや衝撃だった(笑)
また健気で。よく躾けられていて。
1作目は添え物(というか拝一刀のキャラ付けのための存在)感あったけど、今作で不可欠のキャラって感じに。

突っ込みながら観るのも楽しかったです。
くノ一の後ろ走りは私も衝撃でした(笑)
opの頭カチ割り、忍者串刺しから最高
血しぶきたっぷり、人体切断シーン多くてとても楽しい
大五郎が活躍したり女忍者が後ろ歩きで逃げて行ったり笑いどころ多い
201709033
オープニングからカッコよくて引き込まれる展開が好きです!
マンガっぽさを残虐描写でカバーしていて、今見ても色褪せないクォリティーの高い作品です👍
味わい深すぎるぜ、大五郎。

カメラワークをはじめ、間の取り方がかなり独特。

一作目に比べてかなりエンタメ。空気もだいぶスカッとしてる。
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