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子連れ狼 三途の川の乳母車のvizilakeのレビュー・感想・評価

5.0
この作品は『shogun assassin』(ロジャー・コーマンによる編集)という名前で全米公開もされており、世界ではスプラッタームービーとしてカルト的人気を誇る時代劇なのだ。。
とにかく演出が派手である。。
アクロバティックなアクションシーンに悪ふざけが過ぎる武器、そして何より口角が緩む程の血飛沫だ。。
この三点に関しては全く出し惜しみなく全編に渡って映像化されている。。
なんせオープニングからあのぶっ飛び具合だ。。
あのワンシーンだけでこの映画が傑作である上に、驚愕のカルトであることも同時に保証される。。
どのシーンもカルトなのですが、忍びの男が女性の刺客たちに切り裂かれるシーンは特に強烈である。。
海外のホラー映画の巨匠たちに衝撃を与えたことも頷ける、堂々の残酷描写だ。。
人体破壊の過激な映像に反する大五郎の愛らしさのギャップも観ていて愉快だ。。
この大五郎の乳母車の殺人兵器具合も馬鹿らしくて素晴らしい。。
拝一刀と大五郎の協力プレイも残酷なのに微笑ましい。。
カルトは残酷なだけでは成り立たないのだ。。
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