パク・チャヌクの最高傑作。
愛と喪失と復讐。
ボタンの掛け違いによって起こる負の連鎖。
深刻なドラマの中に、絶妙なユーモアがあり、惹き込まれる。
「物語」は悲劇にしろ喜劇にしろ、登場人物が不幸でなければつまらないもの。
本作の場合、それが絶妙。
悲劇でありながら喜劇。
エンターテインメントでありながら文学的。
暴力性もありながら叙情性がある。
作品の隅々まで、強いこだわりを感じる。
監督は、絶対に、変態。
シン・ハギュン。
ぺ・ドゥナ。
ソン・ガンホ。
主演の3人も魅力的で素晴らしかった。
大きな拍手。
DVDは持ってるのだけれど、Blu-rayやAppleTVダウンロードでの高画質バージョンが欲しくてたまらないからリリースをお願いします。
リバイバル上映も希望。
(メイキングも面白かった)