風刺喜劇なんですね~
人口増加を食い止める法案を議論する国会答弁とか、今ではそれ自体がカリカチュア的というか…結構長いシーンで、皆淀みなく丁々発止のセリフ合戦(しかも川島雄三的スピード)なのに関心しきりでした。
面白いなあ…最後はしっちゃかめっちゃかでどうでもよくなるけれど結論までいかないうちに言いたいこと言ってるのが流石ですね。
箱根のシーンと、お手伝いさんが殿山泰司に走りよるシーンがめちゃ良かった。
北原三枝、実は初見かも…真木よう子ドールのアメリカ輸出用みたいで素敵です。三橋達也の呑気な道楽息子ぶりも嵌まってて良かった。
小沢昭一はダブルの背広似合わない。
これを見て川島雄三フェミニスト説を改めて感じる。
あと、山村聰が女優に必要以上にスキンシップするのにも確信を強めた。