たく

吸血鬼のたくのレビュー・感想・評価

吸血鬼(1967年製作の映画)
3.5
知人にDVDをお借りして20数年ぶりに観た。
シャロン・テート出演作で唯一観た映画で、ところどころ早回しを入れてコメディータッチにしてたってこと以外は全く覚えてなかった。

吸血鬼研究家の教授とその助手がたどり着いた宿屋で吸血鬼の存在を示す証拠を発見して追求していく展開で、シャロン・テートがポランスキーと出会うお風呂シーンがドラえもんの静香ちゃん。彼が惚れるのも頷けるくらい綺麗だったね。

ポランスキーのコメディーはどうも馴染めなくて、「おとなのけんか」も笑えなかったし、やっぱり彼は怪奇路線が抜群。本作も音楽が怖く、「マクベス」を思わせる寒色系で黒が沈んだ映像とか完全にホラーのセンスだよね。
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