カンパッチー

シャッフルのカンパッチーのレビュー・感想・評価

シャッフル(2007年製作の映画)
3.0
これって結局決まった運命は変えられない…ってコト!?

旦那が事故で亡くなって葬儀の土曜日までの1週間をランダムでシャッフルされるお話なんですが、まぁー矛盾が多い!
シャッフルによって新たな事実などんでん返しがあるとかもなく、シャッフルされた方が旦那の浮気や娘の傷、シャッフルによって不安定になってしまった主人公のメンタルを母親が心配して精神科行きなど余計なことしか起きないし、火曜に娘が顔に傷を負っているのにもかかわらず、最初の水曜、木曜には顔に傷を負っていないなど矛盾が納得できず…。

結局この現象もスピリチュアル的なもので終わってるし…旦那との愛を確認してセックルして新たな子供を宿して~ってサンドラ・ブロックがスッキリした顔でエンドロールを迎えても、こっちは全然スッキリしませんよ!

大体旦那が亡くなった次の日に生きてたら、もっと旦那が死なないために行動するのに能動的に主人公が行動しすぎだし、この医者に会ったら精神科に入れられてしまうと土曜日に分かっているのに旦那が亡くなる前の火曜に行動し、死ぬことを伝えるとか…運命は変えられないから同じ行動をしたのか?とにかく主人公の行動も言動もシャッフルされた理由付けも中途半端でメメント劣化版にしか思えない作品でした。