もじゃ太郎

バーバーのもじゃ太郎のレビュー・感想・評価

バーバー(2001年製作の映画)
3.4
無口な男の一人称で語られる、数奇な運命。
モノクロの画が印象的。

スピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』の脚本が良かったので観てみたけど、どちらもなんでもない法律の話を「映画的に」魅せるのが上手。すごい先が気になる魅せ方をするし、描き方が丁寧で論理的。ただ、この映画は今ひとつパンチラインが今ひとつだった。

コーエン兄弟が映画を作る人間としてますます興味深くなる作品だった。次回作に期待したい。