もじゃ太郎

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのもじゃ太郎のレビュー・感想・評価

4.1
とんでもない映画体験だった。
前回の映像体験から約10年、ジェームズ・キャメロンの映像体験の追求は続く。

リアルすぎてまるでCS放送の番組見てるみたいだった。技術の進歩により、空想の世界をリアルと変わらないレベルで表現できるようになった証拠だと思う(ただ、海中の生物については既視感があったのは否定できない)。これは映画館で見なければ味わえない魅力だと思う。

残念だったのは映像に全振りしてしまったため、ストーリー展開が淡白であったこと。あと、構図がほとんど前作と変わらなかったこと。前作は世界観の説明が丁寧であった一方、今回は映像を見せられただけなのでストーリーの点で言えば劣化したようにも感じた。