スナフキン

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのスナフキンのレビュー・感想・評価

3.8
スピルバーグ監督作、ディカプリオとトム・ハンクス共演。実話を基にした天才詐欺師と彼を追うFBI捜査官のドラマ。
公開当時、すごい宣伝してたのは記憶にあるのですが、なんでこれ映画館で観なかったんだろう。いまごろ鑑賞して後悔しました。
だって20代のディカプリオの演技は ナイーブでスマートで、ワンハリとはまた違った若さという武器も相まってキラキラしてる。トム・ハンクスとの親子のような、ルパンと銭形警部のような関係もよい。

年齢を重ねたいま観て感じたのは、父親のクリストファー・ウォーケンのカッコよさとダメっぷりだったり、温かい愛情や家族に飢えてるディカプリオの子ども心だったり、トムがディカプリオを憎みきれない友情を感じてるとこだったり、登場人物の人間味あふれる部分にぐっときた。

キャストも、ナタリー・バイにエイミー・アダムス、一瞬だけジェニファー・ガーナーやグレイズアナトミーのエレン・ポンピオに、コールドケースのジョン・フィンなどなど、次から次へと豪華俳優陣の登場も楽しい。

クリストファー・ウォーケンがよかったなぁ。
スピルバーグらしいあったかいドラマでした。