朝倉

トムボーイの朝倉のレビュー・感想・評価

トムボーイ(2011年製作の映画)
4.4
綺麗事でまとめることなく描いていて、やるせなさや悔しさや苦しさをリアルに感じられた。

身体と異なる性で生きるために用意した、"そう見えなくちゃいけないもの""隠さなければならないもの"を剥がそうとしてくるシスジェンダーの人たちの行動。

懸命に縫い合わせてきたそのベールを無邪気に引き裂くのは、年齢も立場も関係ない。

苦しい。

けど、最後のシーンには苦しさの中に希望があって少しだけ救われた。
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